2019年4月度:Windows向けウィルス対策ソフトのランキング、MSがトップ評価に
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ドイツのセキュリティ専門会社AV-TESTが2019年4月度のWindows Home向けウィルス対策ソフトを調査結果を公開した。Kasperskyなど日本でも馴染みある名前に並びMicrosoft提供ソフトがトップパフォーマンスを記録している。
2019年4月度:Windows向けウィルス対策ソフトのランキング
今回は2019年3月〜4月の調査結果で、各ソフトを評価する方法は保護能力のプロテクション、パソコンが重くならないかのパフォーマンス、使い勝手を示すユーザビリティの3項目、それぞれ最大6点で合計18点が最高評価となる。
今回、見事に18点を獲得したのはF-Secure、Kaspersky Lab、McAfee、Symantec、Bitdefenderの5社、次いで17.5点となったのはMicrosoft、AhnLab、Avast、AVG、Avira、VIPRE Securityの6社。
最下位となったのはPC Matic 3.0で内訳をみると保護が6点、パフォーマンスが6点と高評価ながらユーザービリティの3.5点が大きく影響している。
Windows Defenderが高評価
最近、連続して高評価を獲得しているWindows OS標準付属の「Windows Defender」はパフォーマンスが唯一5.5ながら保護性能は高く評価されており、過去4週間に行われたゼロデイのマルウェア攻撃に対して100%の保護を達成、業界平均は99.3%を上回る内容だ。
また、ユーザービリティではブラウジング中の誤警告を1回だけに抑えており、業界平均の3回よりも少ないとして高く評価された。
自由度が高くて利用者も多い、かつLinuxなどに比べて気軽に導入できるWindowsは昔から標的にされてきたが、Microsoftのガードマン「Windows Defender」が急成長して安全になっている。
今後は電子決済・銀行アプリも増えて、子どもから高齢者まで手にしやすいAndroidが標的になりそうだ。