Fire HD 10(2019)のアプリ全削除など完全カスタマイズ、Amazon Fire Toolbox V6.1登場
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最終更新日:2019/11/06
Amazon Kindle Fire, Fire HD 10, 製品レビュー
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AlexaをGoogleアシスタントにしてプリインストールされたKindleなどのアプリを全て削除、ロック画面の広告も排除して好きな壁紙にするといったFireタブレットを完全カスタマイズできるツール『Amazon Fire Toolbox』がバージョン6.1で第9世代Fire HD 10 タブレットをサポートした。
Amazon Fire Toolbox V6.1でFire HD 10(2019)を完全カスタマイズ
XDAで更新されている『Amazon Fire Toolbox』について、何ができるのかを簡単に紹介したい。
- 全てのアプリを削除・アンインストール、再インストールにも対応
- ロック画面の広告を削除
⇒手動で対応した記事へ - ロック画面の壁紙を変更可能に
- Google Playの導入(フレームワークなど関連アプリのインストール)
⇒手動で対応した記事へ - 電源オプション(リカバリモードで起動など選択可能に)
- AlexaをGoogleアシスタントに変更する
- DPI値を変更
- システムのバックアップ
- 画面録画機能の提供(音声は録音しない)
「2」に関してはAmazon Lockscreen Ads Blocker 4.5という広告ブロックアプリを自動でインストールするという機能でツールボックス単体では削除できないようだ。
「4」のGoogle Playに関してはAPKファイルをインストールするだけなので難しくはないがツールで一気にという人もいるかもしれない。なお、2019年モデルのGoogle Play導入方法はレビュー記事より確認できる。
上記の他に近日公開予定という機能があり、パソコンとのファイル交換やNovaランチャーのウィジェットを有効にするといった内容だった。
『Amazon Fire Toolbox V6.1』は既にダウンロード可能な状態で、導入はFire HD 10 (2019)の開発者オプションでADBを有効にしてパソコンとUSBケーブルで接続、入手したツールボックスを実行するといった流れになっている。
XDAにおける最新のやりとりを見ていると、ツール実行でFire OSの標準キーボードが削除されるためGoogle Playストアからキーボードをインストールする必要があるという話があった。まだFire HD 10 本体と同じように今後の動向を見守るのが良いだろう。
このツールは2014年リリースのFireタブレットからサポートしているので手持ちの使わなくなったモデルがあればテストしてみると良いかもしれない。
なお、タブクルではロック画面の壁紙や広告非表示は手動で行う方法をレビューする予定だ。
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Fire HD 10 タブレットの在庫状況は32GBモデルが全カラー在庫復活、64GBモデルは11月中旬のまま変わっていない。レビューは98件まで増えていた。
⇒最新のレビューはアマゾンのFire HD 10 タブレット販売ページでも確認できる。
続き⇒Coming Soon.
前回のFire⇒第9世代Fire HD 10でSDカード破壊など、不具合レビュー続く
前回のレビュー記事⇒Fire HD 10(2019)だけでGoogle Playをインストールする方法/2019年11月版
リンク:XDA-Developers