キー1つの入力システム「Google 日本語入力パタパタバージョン」を試してみた(動画あり)
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グーグルは4月1日、新IME「Google 日本語入力パタパタバージョン」の提供を開始しました。特徴はキー1つだけで文字入力から削除までを行える日本語入力システムです。
「Google 日本語入力パタパタバージョン」開発秘話
グーグルは、これまで様々な日本語入力システムを提案してきました。2010年にはドラムセットをベースとした画期的な入力システムを発表。しかしキーが膨大な数になるなど問題を抱えていました。
2012年には反省を生かしたシンプルな入力システムを開発。しかし、モールス信号を覚えないと使いこなせないという課題がありました。
そして、遂に2013年にたどり着いた日本語入力システムが「Google 日本語入力パタパタバージョン」。電車の時刻表からアイデアを得たという懐かしさもある斬新な発想です。
動画には開発者のインタビューがありました。
「Google 日本語入力パタパタバージョン」を試してみた
さっそく、「Google 日本語入力パタパタバージョン」を試してみました。
ん~、、、シンプルです。
ボタンを押し続けるとスピードがあがるため、うっかりすると希望する文字を通りすぎてしまいます。しかも戻れません!削除パタにたどり着くと1文字だけ削除することができます。また唯一の外部キーである”クリア”を選ぶと全消去になりますので注意が必要です。
今回はお試し版を試しましたが完成度は高く、キーが1つで済むということもあり他の作業をしながら入力作業に専念することができました。キーをシンプルにするという発想は大切でスマートフォンへの応用も期待されます。こうなったら次期Nexusシリーズより電源ボタンや音量ボタンも1つにしてくれることを願ってやみません。ところで、、、「Google 日本語入力パタパタバージョン」は、4月2日でも残っているのでしょうか。
Source : Google 日本語入力パタパタバージョン