まだ第5世代Fireは使えるか、Fire 7(第12世代)との進化比較

公開日: : 最終更新日:2022/09/06 Amazon Kindle ,

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低スペックながら軽くて持ちやすいFire 7(第12世代)をiPad mini 6と同じくらいの頻度で使用していて、7インチの使いやすさを実感している。

そこへ、ひょんなことから隙間に隠れていた第5世代Fire 7を発見。

せっかくなので2015年に発売された第5世代の現状をチェック、第12世代と比較した感想を記録していく。

上図は左から第5世代 / 第12世代。

Fire 7 の「第5世代」と「第12世代」

はじめに今回の主役であるFire (第5世代)の発売年月を確認すると2015年9月となっていた。当時は「Fire 7」ではなく「Fire」という名称だった。

先日購入したFire 7 (第12世代)は2022年6月に発売された最新モデル。

処理性能をチェック

この2機種について処理性能は次のようになっている。

  • Fire (第5世代):1.3GHzクアッドコア+RAM1GB
  • Fire 7 (第12世代):2.0GHzクアッドコア+RAM2GB

やはり第12世代は大幅アップデートだったことがわかる。

実際、動画視聴や軽量アプリの動作に問題はなく、iPad mini 6より小さくて軽いことから気軽に使えている。

それと処理性能が高くないことも影響しているのか、バッテリー持ちが良いのも使用頻度が高い理由だ。

ちなみにFire (第5世代)もホーム画面や設定アプリを使う分には動作において大きな差は感じなかった。それでも複数のアプリを切り替えたり、動画視聴中の操作を行うといった負荷のかかる作業を行うと遅延が発生する。

本体サイズや筐体をチェック

2機種の本体サイズおよび重量は次のようになっている。

  • Fire (第5世代):191×115×10.6mm(約313g)
  • Fire 7 (第12世代):181×118×9.7 mm(282g)

次に実機写真(左から第5世代 / 第12世代)を見ていきたい。

同じ7インチで解像度も変わっていないが、ベゼル幅が狭くなってコンパクトな筐体へと進化していた。

Fire (第5世代)は購入してから時間と共に使う頻度が減っていったが、Fire 7 (第12世代)は全く減らないのは、こういった筐体が持ちやすく洗練されてきていることもあるのだろう。

また、第5世代はMicroUSBポートで第12世代はUSB-Cというのも使いやすさに影響している。

すでにMicroUSBポートを備えた機器は一斉に卒業してもらったので、今回の記事がきっかけで第5世代をタブレット端末として使い始めるということはないだろう。

「Fire (第5世代)」は現在

これはFireタブレットに限らずバッテリーを適切に取り扱わなかったのと2015年から歳月が経ち過ぎてしまったことが原因だと思うが「充電できない端末」となっていた。

MicroUSBポートで給電している間は起動し続け、バッテリーアイコンも徐々に増えて充電されていく。

しかし、MicroUSBケーブルを抜いた途端に電源が落ちるようになってしまった。

そのため、携帯してAndroidアプリや動画を楽しみたいといった用途には使えない。

スマートフォンやタブレットは買い替えていく製品なのだと改めて思った。

それでは何も使い道がないのかというと、過去記事「Fire HD 8 タブレットを置き時計に、常夜灯・非常灯や雨音など環境音も」のように電源を必要とする置き時計のような余生もある。

先日レビューしたようなラジオ再生端末(記事:Fire7を「ラジオ」に、SDカードへ録音。へ)として使うのも良い。

他にもキッチンへ常に置いておくレシピ表示、キッチンタイマーとして使うのも良さそうだ。

→今回レビューしたFire 7のスペックやレビューはAmazon販売ページ

続き→Fire 7(2022)を学習端末にした話。
前回のFire 7→低スペックなFire 7向け軽量ブラウザ「7つ」試した感想。

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