Fire HD 10対抗機、10.1型1920×1200/RAM3GBタブレットが11533円に
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VoLTEやLTEバンド1/3をサポートするSIMフリーな10.1インチAndroidタブレット『Teclast P10HD』が特価セールにより11,533円にて購入可能となっている。
人気のFire HD 10 タブレットとスペックを比較したので記事として共有したい。
SIMフリー10.1型RAM3GBが特価に
『Teclast P10HD』の特徴を挙げていくと、10.1インチでフルHD解像度、背面カメラが500万画素とメモ撮りに使える画素数、microSDカードとSIMスロットを搭載、RAMが3GBも積んでいるというAndroid 9.0タブレットだ。
それでは第9世代Fire HD 10 タブレットとのスペック比較表を見ていこう。
Teclast P10HDとFire HD 10 タブレット9thのスペック比較表
『Teclast P10HD』をFireと比べるとRAM容量と背面カメラ、SIMスロットといった項目で魅力を感じる。画面サイズと解像度は変わらないが、Teclastはベゼル幅を狭くしたというディスプレイを強みとして伝えていた。
ストレージを見ると32GBしか用意されていないため、microSDカードを併用する形になる。もし、大量のファイルを保存したいなら金額が2台分になってしまうがFireの64GBモデルが良いかもしれない。
次にCPUを見てみるとSpreadtrumという聞きなれないメーカーのチップを使っている。同メーカーは2010年に世界で初めて40nmの3Gモデムを発売したり、2014年のFirefox OS搭載スマートフォンに搭載されるなどで話題となったローエンド向けチップセットベンダーだ。
今回の『Teclast P10HD』も低価格でSIMフリーを実現できているのはSpreadtrumのおかげなのだろう。
そこでSIMカードが映る製品画像(1枚目の画像)を見るとmicroSDカードよりも小さいのでNanoSIMなのかと思うが、中国語で書かれた製品画像に「MicroSIM」というアルファベットとなっていた。そのため、スペック表にはMicroSIMと記している。
その対応周波数は次のようになっていた。
FDD-LTE:B1、B3
TD-LTE:B39、B40、B38、B41
WCDMA:B1
TD-SCDMA:B34、B39
GSM:B3、B8
ご覧の通り対応バンドは少ないのだが、ドコモから楽天モバイルまで広範囲をカバーするBand 1 / Band 3をサポートしているので都市部にいれば通信はできそうだ。
また、SIMカードは使わなくてもアプリで必要とされることが増えているGPSを搭載している。ここもSIMフリー端末の強みだろう。
ちなみに製品ページを見るとWi-Fiはacまでサポートし、Bluetoothも最新5.0に対応している。通信環境は格安タブレットとしては整いすぎているくらいだ。
インターフェイスとOS
残念なところはMicroUSBポート。しかし、FireのUSB-CはiPad Proのような拡張性を持たせた仕様ではないため2機種で見ると大きな違いではないように感じている。
他のインターフェイスはmicroSDカードスロットとSIMカードスロット、イヤホンジャックとなっていた。
最後にOSを見てみよう。
『Teclast P10HD』はカスタムOSを謳っていないがAIによる処理速度向上を謳っている。そのことからピュアAndroidではないかもしれないが、素のAndroid 9.0に近いことが予想される。
その一方でFireタブレットはシステムアップデートによる上書きでカスタマイズがリセットされてしまうことがあり、安くても自由に使おうとすると手間がかかる。
価格比較・クーポン
アマゾンは定期的にタイムセール祭りで大幅値下げをしてくるので比較しにくいが、通常価格は32GBモデルで15980円(64GBモデルは19980円)となっている。
『Teclast P10HD』の通常価格は13181円、今回はクーポン不要で特価11,533円となっている。
過去の祭り記事からFireタブレットの値下げ価格を考えると、Fireタブレットのほうがコストパフォーマンスに優れている。あとは『Teclast P10HD』が持つSIMフリーやGPS、背面カメラ、ディスプレイのベゼル幅といった強みを評価するかといったところだろう。
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