Fire HD 8 / 8 PlusのCPUや型番が明らかに、Amazon公開
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 8
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Amazon.comが先日リリースしたFire HD 8(第10世代) / Fire HD 8 Plusの2機種についてスペックシートを公開した。
そこには販売ページで明らかにされていないプロセッサ情報などが掲載されている。
Fire HD 8 / 8 PlusのCPUが明らかに
アマゾンは公開したドキュメントでFire HD 8(第10世代)が第8世代の後継機種であること、型番は「KFONWI」、新しいデザインで、より高速SoC、Android PベースのFire OS 7.0、Wi-Fiが強化されていることを特徴に挙げた。
また、メモリは通常モデルが2GB、Plusモデルが3GBになったことを伝えている。(Plusモデルは米国、英国、ドイツ、日本でのみ販売され、フランスやカナダ、イタリアなどでは購入できない。)
アマゾンの書き方を見るとFire HD 8(第10世代) はスタンダードバージョンで、 Fire HD 8 PlusはPlusバージョンと紹介されていることから基本的にスペックアップした強化モデルと言う位置づけに思われる。
CPU情報が明らかに
これまで2機種とも2.0GHzクアッドコアとしか記載がなかったため、同じSoCの可能性も覚悟(Plusを注文したので異なることを期待していた。)していたが、いずれも「MediaTek MT8168」であることが分かった。
MediaTekの製品ページを見ると、Arm Cortex-A53で構成され、次のように紹介されていた。
MT8168は、非常に低い消費電力で高度に統合された高性能アプリケーションプロセッサを提供し、タブレット、電子書籍リーダー、スマートホームやIoTアプリケーションなどの組み込みデバイスに優れたマルチメディアエクスペリエンスを提供します。
SoCは、高度で電力効率の高い12nmプロセスを使用して構築され、クアッドコアArm-Cortex A53 MPCore TM CPUと最大2GHzで動作するArm NEONエンジン、最大800MHzで動作するArm Mali G52クラスグラフィックスプロセッサを組み合わせています。
スペックシートを見る限り2機種ともMT8168の性能を最大限に発揮したスペックではないことがわかる。
基本的なスペック情報はFire HD 8(第10世代)の発表記事と Fire HD 8 Plusの発表記事に記載してある。
なお 、Fire HD 8 Plusは注文して待機中。
Source:Amazon.com / MT8168
注文した販売ページ: Fire HD 8 Plus