Apple Watch Series 6はウェアラブルの正解、新機能「血中酸素濃度測定」の威力
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Apple Apple Watch, スマートウォッチ
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Appleは日本時間9月16日午前2時より開催したスペシャルイベントにおいて、新しいスマートウォッチ「Apple Watch Series 6」を発表した。
同モデルでは新型コロナで在庫切れ騒動が起きたパルスオキシメーターを搭載、その他にもディスプレイのアップデートや新バンド、新ケースなどが発表された。
Apple Watch Series 6の新機能と存在価値
新モデルの発表ということで「セラミックケースがない」とか「ソロループが登場した」といった細かい違いを書くところだが、色々と書くと内容がブレるので新機能「血中酸素濃度」に関する話を記載したい。
(スペック・仕様の話は後ほど予約注文した記事で触れる予定)
血中酸素濃度アプリの威力
Appleはスマートウォッチの在り方としてヘルスケアを全面に押し出していたが、遂に2020年の正解に辿り着いたように感じた。
Apple Watch 6は、血中酸素濃度アプリと連係して血液を採取せずに血中の酸素飽和度を知ることができるパルスオキシメーターとして機能する。(廉価版SEは非対応)
パルスオキシメーターは青柳卓雄氏により発明され、救急救命や在宅医療などで広く使われており、一時は「新型コロナウイルス感染の判断ができる」という誤解がSNSで拡散され、医療機関が入手できなくなると注意勧告する事態にまで発展したことがある。
しかし、新型コロナの診断に使えないかというとそうでもない。
症状がない低酸素血症
実際にあった話として、新型コロナで軽症と判断されて自宅待機した人の症状が急変、死亡した例では「Silent hypoxemia (症状がない低酸素血症)」という恐ろしさが注目された。
Apple Watch Series 6は、この軽症または自覚症状のない人が気づかぬまま、血中の低酸素状態が進行している時、それを教えてくれるだろう。
もちろんパルスオキシメーター搭載の腕時計型デバイスは他にもある。しかし、Apple Watchは、それに加えて緊急SOSと転倒検出により緊急電話と指定の連絡先へ自動で発信してくれる機能が用意されている。
これだけでも2020年以降の命綱として購入する理由にならないだろうか。
数日後に呼吸困難に陥ったとき、Apple Watchのサイドボタンを押し続けて救助され、メディカル情報から適切な処理をしてもらい九死に一生を得る。それが42800円+税(最安モデル)で手に入ると思った時、注文せずにいられなかった。
次回はApple Watch Series 6を注文するに至った上記以外の理由・魅力をシェアしたい。
リンク:Apple Watch /参考:呼吸ケアクリニック東京