「Kindle Paperwhite」のroot化・脱獄方法みつかる
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Amazon Kindle Kindle, root化, 電子書籍リーダー
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第10世代Kindle Paperwhiteを持っていたらシステムアップデートをする前に珍しい体験をすることができそうだ。
なんと、アマゾンの防水ブックリーダー(電子書籍リーダー)でroot化できる方法が報告されている。
「Kindle Paperwhite」のroot化・脱獄方法みつかる
アマゾン端末といえば「割安」かつ「それなりに使える」、そして少し手を加えればGoogle Playも使えるとして、Fireタブレットが同社の人気アイテムと言えるほど成長しており、そのユーザー数からFireタブレットのroot化や便利なツールキットと話題にも事欠かない。
しかし、今回はFireシリーズではなく、Kindleリーダーがroot化できたという話である。
対象となるのは第10世代Kindle Paperwhite(2018年モデルまたはKindle Paperwhite 4とも呼ばれている)で、海外ではジェイルブレイクしたければ直ちにWi-Fiをオフにしたほうが良いと案内されていた。
その理由はアマゾンがセキュリティホールを修正するシステムアップデートを配信しているからだ。
今回、脱獄を行うことで次のようなことができたと報告されている。
- UIの変更
- フォントのカスタマイズ
- スクリーンセーバーの設定
- 他の電子書籍アプリをインストール
電子書籍リーダーはOSがシンプルなことに加え、ディスプレイが一般的なタブレットのような描写性能はなく、目の優しさを重視した造り。また、CPUやRAMなどパフォーマンスも高くないのでカスタマイズ範囲は狭い。
それでも4つめのカスタマイズを行うことで、Kindleで楽天Koboを読むといったことができるかもしれない。他にも脱獄者が増えればできることも多くなり、それが新たな脱獄動機に繋がりそうだ。
MobileReadのフォーラムではroot化・脱獄の手順などが紹介されている。
しかし、アマゾンが対策パッチを配布しているため、アップデート後のシステムバージョンで脱獄を試みると懲罰房、いや端末が文鎮化する可能性があるので注意しよう。
root化・脱獄の指南者は第10世代Kindle Paperwhite以外で試すことやファームウェアが5.13.4以降になっている場合は機能しないため、「絶対に実行しないでほしい」と伝えている。
Source:MobileRead