5.5型「GPD Win 3」のスペックと価格が発表、UMPCゲーミング最新モデル
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GPDとOne-NetBookの2社はUMPC、しかもゲーミングというジャンルで競い合ってくれている世界的に希少なメーカー、何よりも活動の手を休めないところが魅力だ。
今回GPDが新たに5.5型「GPD Win 3」のスペック構成と価格を発表した。
5.5型「GPD Win 3」のスペックと価格
GPDが18時間前に公式TwitterアカウントでIndeigogoでキャンペーンを開始する「GPD Win 3」の価格を次のように投稿した。
- 1165G7+16GB LPDDR4x 4266+1TB Pcie Gen3 SSD IGG price: $969
- 1135G7+16GB LPDDR4x 4266+1TB Pcie Gen3 SSD IGG price: $829
- 1035G7 512GB WIN MAX $ 779
価格だけを見ると最小構成で779ドル(80,485円)、中間構成は829ドル(85,651円)、最大構成は969ドル(100,115円)。お得なのは公式でも案内している通り価格差5000円の中間構成だろう。
スペックを見るとメモリは最小構成が不明、それ以外は16GB共通となっており、ストレージは512GBと1TBの2種類が用意されていた。CPUについてはIntel公式から情報を集めたので掲載する。
- Intel Core i5-1035G7
=1.20 GHz(最大3.70GHz)TDP15 W、4コア(8スレッド)
=リリース日:2019年Q3、価格320ドル - Intel Core i5-1135G7
=最大4.20GHz、TDP28W、4コア(8スレッド)
=リリース日:2020年Q3、価格309ドル - Intel Core i7-1165G7
=最大4.70GHz、TDP28W、4コア(8スレッド)
=リリース日:2020年Q3、価格426ドル
上記3つのプロセッサで最小構成の1035G7だけ昨年リリースされた古いCPUとなっている。
次にターボ・ブースト時を見ると最大構成のCore i7モデルが4.70GHzなのに対して中間構成は4.20GHzと大きく変わらず、かつ発売時期とTDPも同じとなっている。1165G7は内蔵ブラフィックスの実行ユニットが19多く、かつ希望カスタマー価格も約120ドル高いため、そこに選ぶ価値がありそうだ。
「GPD Win 3」は5.5インチの小さな筐体なのでTDP15Wの1035G7も魅力だが、コストパフォーマンスでは中間構成の1135G7モデルが良い。価格や処理性能ともにバランスの良い中間構成(1135G7モデル)に人気・出資が集まりそうだ。
GPD Win 3は、2021年1月にクラウドファンディングでキャンペーンを開始する予定となっている。
前回→15年前に逆戻り?新機種「GPD Win 3」の姿に賛否、スペック
Source:Twitter