15年前に逆戻り?新機種「GPD Win 3」の姿に賛否、スペック
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UPMCで馴染みのGPDが2021年1月にクラウドファンディング・キャンペーンを計画している新しいゲーミングPC「GPD Win 3」が古くて新しいと海外で話題となっている。
VAIO VGN-UX50なの?「いいえ、GPD Win 3です。」
Nintendo Switch LiteとWindows搭載PCを意識した結果なのか、それとも15年前のソニーが先を行き過ぎていたのかはわからないが、来年リリースされるデバイスは2006年に発売されたSony VAIO VGN-UX50と似ているのは確かだ。
VAIO VGN-UX50は4.5インチのWindows XP端末。
「GPD Win 3」は名前の通りWindowsを搭載したゲーミング端末の最新モデルだ。
GPD WinとGPD Win2はニンテンドーDSを意識したようなクラムシェル端末だったが、新モデルは通常モードでニンテンドースイッチのような姿、PCとして使う場合は画面をスライドさせてキーボードを展開する筐体となった。
GPDが記事投稿時点で予定しているスペックは次のようになっている。
- 5.5インチ(720p)ゴリラガラス
- CPU:最大Intel Corei7-1165G7
- メモリ:最大16GB
- 内部ストレージ:PCIe NVMe SSD
- 外部ストレージ:microSDXCカードリーダー
- 電源:65W充電
インターフェイスにはUSB-AやUSB-CのほかにHDMIポートもあるため、旧モデルと同じように外部モニターへ出力可能。
以前GPDより提供いただいたハイスペックモデルは小さな筐体なのでMacBookのように閉じて使うとファンがフル回転となってしまう物理的な壁が立ちはだかっていたので、GPD Win3のデュアルヒートパイプによる冷却システムにも注目したい。
また、GPD Win3にはドッキングしたままゲームを楽しめるというドッキングステーションが用意されている。ここまで寄せてくるとVAIO VGN-UX50ではなく、ニンテンドースイッチを意識したデバイスなのだろう。
GPD WIN 3の仕様は2021年1月に開始予定のクラウドファンディング・キャンペーン中や、2021年4月〜5月ごろから始まる出荷までアップグレードまたは変更される可能性がある。