脱インテルか、Microsoft自社で半導体を設計へ
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Microsoft Surface Surface
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Microsoftがクラウドサービス向けサーバーとSurfaceシリーズ向けに自社設計のCPUを搭載する計画を進めているとロイターが報じている。
すでにAppleが2年間かけてIntelプロセッサから自社製品に乗り換えることを発表している。
Microsoft自社で半導体を設計へ
ロイターは2020年12月19日、Microsoftの事情に詳しい関係者から得た話として英国の半導体メーカー大手ARMの技術を利用して、自社でCPUを設計・開発する計画があると伝えた。この報道は最初にブルームバーグが報じており、それに続く報道となる。
Microsoftは、すでにスタートアップのアンペア・コンピューティングをはじめ、マーベル・テクノロジー・グループ、クアルコムとも共同でプロセッサの開発を進めているとも伝えた。
Appleは現在M1チップを搭載したMacを発売しており、今後2年間をかけて自社チップに切り替える計画を明らかにしている。
スマートフォンに比べて買い替え頻度が少ないサーバー・PCは、利用者層も限定的、さらに長らく競合がAMDしかいない独占状態で技術革新が起こりにくい半導体分野。そこに起こったAppleシリコンの衝撃が恐竜となったIntelの楽園に激震を与えている。
Source:ロイター