次期Google Nest Hubか、触れずに操作できるSoliモデルがFCC通過
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Google Nexus Google Nest Hub, スマート家電
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Made by Googleの新しい端末がFCCを通過したことがわかった。
FCC資料を見ると新たにSoliレーダーを採用したディスプレイ搭載の対話型端末であることからスマートディスプレイの「Nest Hub」新モデルではないかと伝えられている。
次期Google Nest HubがFCC通過か
米国の認証機関FCCを通過した端末「A4R-GUIK2」は、資料に「インタラクティブデバイス」(対話型端末)と説明されている。
この端末を報じた9TO5Googleによると「A4R-GUIK2」は、BluetoothとWi-Fi、スマートホーム端末間の通信プロトコルZigbeeに対応しており、ラベルサンプルで「規制情報や認証などの情報はホーム画面から次の手順で確認できる」という説明があることからディスプレイを備えているようだと伝えた。
そして、規制ラベルの表示手順などの情報から推測した結果「A4R-GUIK2」はスマートディスプレイ「Google Nest Hub」の最新モデルである可能性が高いと結論を出している。
Pixel 4同等のSoliレーダー搭載
「A4R-GUIK2」は従来の「Google Nest Hub」とは異なり、新たに58〜63.5GHzの周波数に対応している。
これは2019年リリースのPixel 4(発表記事へ)で採用された58〜63.5GHzのSoliレーダーと同じ仕様だ。GoogleはNest Thermostatで61〜61.5 GHzのSoliレーダーを搭載したが、その周波数から感知センサーのような機能しか果たしていなかった。
それに対して58〜63.5GHzのPixel 4シリーズはハンズフリー操作に対応、ユーザーは画面に触れることなく手をかざすだけでスマートフォンを操作できていた。
なお、Hub Maxではフロントカメラに手をかざすことでメディアの再生・停止が行える機能が備えられていることから、Googleがジェスチャー操作に注力していることが窺える。
今のNest Hubから変わること。
Google Nest Hubは日本のGoogleストアでも取り扱われており、価格は9900円となっている。高音質スピーカーや音声アシスタントを活かして動画や音楽、Radikoなどの音声サービスを楽しめるほか、フォトフレームや天気・ニュースを表示する端末としての使い方も紹介されている。
新しいNest HubがSoliレーダーを搭載すれば、料理中でも画面に触ることなくジェスチャー操作で音声アシスタントを呼び出し、レシピを検索・表示といったことができるようになりそうだ。そうなれば一気にスマートディスプレイが実用的な家電として機能するかもしれない。あとは価格、据置となるのかも注目したい。
Source:9TO5Google / Google Store(Nest Hub)