Microsoft、買い切り版「Office 2021」を今年後半リリースへ

公開日: : Microsoft

Microsoftは米国時間2月18日、オフィスツール「Office」をスタンドアローンで使える買い切り形式の「Office 2021」と「Microsoft Office LTSC(Long Term Servicing Channel)」を発表した。

買い切り版「Office 2021」を今秋発売へ

これまでMicrosoftはサブスクリプション形式のオンラインアプリに注力してきたが、そんな「Office 365」を利用できないユーザーや利用したくないユーザーを対象とした買い切り版Officeを新たに発表した。

1つはコンシューマー・中小企業向けの「Office 2021」、もう1つは中小企業以上向けの「Microsoft Office LTSC」となっている。

LTSCの名称はWindows 10で採用されており、そのエディションの特徴は頻繁にアップデートを行わないこと。サポートはメインストリーム5年+延長サポート5年の最長10年が受けられ、2021年もリリース予定と発表されている。

Office LTSCもサポートは5年間とされていることから、Windows 10 LTSC向けオフィスツールという見方もできる。

Microsoft OfficeLTSC

今回の「Office LTSC」はサブスクリプションを避けたいユーザーに限らず、業務などでネット接続ができない。またはアップデートが行えないといった規制デバイスなど「特殊なケース」向けと説明されている。

そういったユーザーに向けた特殊なOfficeであることから価格は最大10%値上げする方針、「Office 2021」の価格変更は行わないとしている。

「Office LTSC」の商用プレビュー版は2021年4月に公開される見込みで、「Office 2021」は2021年後半リリース予定。いずれもWindows版とMac版をリリースする。

Source:Microsoft

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