Windowsアップデート時の再起動が不要になるホットパッチ適用か、早ければ2024年後半とも
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MicrosoftのOS”Windows 11”において重要なアップデート時に必要とされているシステム再起動が不要になる可能性が伝えられた。
早ければ2024年後半にリリースされるWindows 11 24H2で導入されるという。
Windows 11にホットパッチ適用か
Windows Centralは現地時間2024年2月23日、MicrosoftがOSの重要なアップデートをインストールする際に再起動を必要としない新しい方法をWindows 11でテストしているようだと報じた。
その手段としてWindows ServerやXboxで使用されてきた”ホットパッチ”が採用されるという。
最新のWindows 11 Dev Channelビルドでは「仮想化ベースのセキュリティ」が有効になっているPC上で再起動が不要のセキュリティアップデートをテストしている模様。
同メディアは情報筋から得た話として、MicrosoftはWindows 11にホットパッチを適用することで、ユーザーが再起動せずに毎月のセキュリティアップデートが行えるようにするつもりのようだと伝えた。
しかし、更新に関わる再起動が完全に不要となるわけではない。ホットパッチはベースラインのアップデートに依存しているため、数ヶ月ごとに再起動が必要としている。
仮に実現した場合は月次セキュリティ更新は1月、4月、7月、10月の年四回のみ再起動すれば良いことになる。他の月はホットパッチによって提供されるため再起動は不要。
ただ主要なセキュリティ更新やバグ修正、機能更新は必要に応じて都度再起動が必要になるとのこと。
また情報筋によれば、Microsoftがx86-64マシンに対してWindows 11 バージョン24H2リリース時にホットパッチを出荷する可能性があるという。全てがスケジュール通りに進めばARM64マシンは2025年にホットパッチが提供されると伝えた。
なお、ホットパッチがWindows 11ユーザー全てに提供されるのか、EnterpriseやEducation、Windows 365といった商用エディションのみに限定されるのかはわからないとしている。