Googleは7.6型など、折り畳みOLEDスマホは2021年リリースへ
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サムスンディスプレイがGoogleなどに供給する折りたたみ式折りたたみ式OLEDパネルを開発中で、1年以内にリリースされるだろうと海外メディアが報じている。
折り畳みスマホのサイズ
The Elecによるとサムスンディスプレイは少なくともOppoとXiaomi、Googleの3社から折り畳みOLEDパネルを受注している。
日本市場にも上陸しているOPPOは、パネルが上から下に折りたたむクラムシェル型で、展開時のサイズは7.7インチ、外側のディスプレイは1.5〜2インチになるという。これは2020年に発表した折り畳み7.7インチの試作機と同じサイズ。
Xiaomiは昨年Visionoxと開発した本のように開くタイプの7.92インチ試作機を発表しているが、2021年リリース予定の製品は閉じた状態でも使える山折りの8.03インチを目指しているようだ。
未展開の状態では6.38インチになるとしており、タブクルで取り上げていないが2021年1月にリーク写真が掲載されたスマートフォンが試作機だと思われる。
そして、肝心のGoogleは約7.6インチのパネル開発を要請、それ以上の情報は伝えられていない。
Pixelシリーズの2021年モデルとして投入されるのか注目だ。
同メディアは折り畳みパネルの分野でサムスンディスプレイがリードしているとしながらも、BOE、CSOT、Visionoxが中国メーカー向けに独自パネルを開発中と伝えた。
しかし、サムスン以外に確実な売上を挙げている企業はない模様。
市場調査会社Omdiaは折り畳みOLEDの売上高が2020年は203%増加、2021年には2.1億米ドルにも達すると予想しており、その売上はサムスンディスプレイが占めるとしている。
Source:The Elec