続々・寝具のモバイル化、fabrizmクッションカバーで「使える収納」へ
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ロゴスの「丸洗いソフトタッチシュラフ」(-4度モデル)を購入して羽毛布団やベッド(本体とマット、シート)などを処分すべくモバイル化に取り組んできたが、滑り出しは好調だ。
今回は、寝袋と掛け布団(インナー毛布)、枕を1つにまとめて「見せる収納」を超えて「使える収納」にすべくfabrizmクッションカバーを購入したのでレポートしたい。
fabrizmクッションカバーは全てを覆えるか
はじめに購入したfabrizmクッションカバーのスペックを見てみよう。
カバーサイズ:直径約60cm×高さ約30cm(円柱型)
素材:コットン100% ※生地は伸びません
生産:日本製
お洗濯できます。引用:アマゾン販売ページより
サイズについては前回の記事に書いた通り問題ないが、鍵は素材だろう。
無印のビーズクッションを使っていた時は伸びる生地だったため包まれるような感覚があったが、同時に抜け出せないような不快感もあった。
それを踏まえて今回はコットン100%で生地が伸びないタイプを選んだ。
収納する上で伸縮しないのはデメリットにもなりえるが、それ以上に寝袋、枕、掛け布団という異種混合を収納した際に凹凸が目立ちやすくなることを懸念した。ゴワゴワしているくらいがちょうど良い。
なにより綿100%は洗濯しやすく、長く使えて、燃えるゴミとして処分可能、倹約家やアイデア豊富な人なら手拭いなどに流用できる。
そんなことを考えてfabrizmクッションカバーを選んだ。
今回はグレーを注文、実際に触れてみると頼もしいくらいの生地感があった。これなら個性あふれる形の寝具を入れても凹凸を吸収してくれるだろう。
しっかりした縫製、ファスナーも隠れるように縫われ、ブランドロゴのタグも控えめでデザインを邪魔していない。日本製というのも納得の丁寧な造り。
最大の問題「寝具は全て入るか」
fabrizmクッションカバー単体は申し分ない狙い通りの製品だったが、最大の問題はモバイル化した寝具を収納し、難なく座れるかという点だ。
さっそく、寝袋と枕を入れた。
いかがだろうか。
寝袋は縦2つ折りして巻いていくというロゴスの説明書通りだが、標準の収納ケースとは異なり「かなり緩め」に巻いている。これは幅75cmの2つ折りに対して高さ30cmとカバーが低いことへの対処。枕は後半部分に巻き込む形で挿入した。
寝袋がフワフワな余裕ある状態なので座ると無印のビーズクッションより沈むが、ビーズが変形して沈むような感覚はないので畳んだ布団に座っている感覚に近い(実際にそうだが)。
ここへラフに畳んだ掛け布団を上においたのが次の写真だ。
まだ余裕のある状態だが、先ほどよりクッションらしい見た目となり、実際に座った時も毛布が全面に広がっているので快適度が向上。
これで部屋の寝具はマットレスを除いて全てなくなった。
ヨガマットまたは体操マットが流用できたらスッキリした部屋になるだろう。
毎日、ソファ化できるか
ここから新たな一歩として、毎朝ソファ化する作業は現実的に可能なのか考える。
まず起床した時点で寝袋は畳まないと見栄えが良くない。その際、標準の収納ケースはキツくて大変だがクッションカバーは大きめなので簡単に仕舞える。軽いので普通の布団を片付けるより負担は少なく、手間は変わらずシンプルに収納が楽になるだろう。
次に枕と掛け布団も任意の場所へ片付ける必要がある。これをクッションカバーへ入れるのは新たな手間にはならない。
やはり収納に関して手間は増えないことがわかった。それどころか最初より楽になるだろう。
次にクッションカバー自体の使い勝手、この開け閉めが大変なら上記を覆すほど手間に感じるはずだ。
ファスナーは1つ、安心の「YKK製」だ。
そのため開閉はスムーズで、貝のように大きく口を開けることができる。(上図参照)
大きく分かれた生地の片面は深く、もう片面は蓋のように平らな構造なので寝袋を置いて側面を持ち上げることで「布団の仮り抑さえ」ができて収納しやすかった。
メーカー自ら「布団収納に!」と掲げているだけあって使いやすさは二重丸、これ以上の改善点は思いつかない。
今回レビューしたクッションカバーは全部で17色あるので、替えとして追加するかもしれない。
前回→続・寝具のモバイル化、ロゴス「丸洗いソフトタッチシュラフ」感想・レビュー編
→最新の価格はアマゾンのfabrizmクッションカバー販売ページへ