PS版「ダンクロ」のサービス終了が発表。4/4にはアニメ「ダンまち」10周年も———
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Aimingは2025年4月2日、ゲーム「ダンまち バトル・クロニクル」のPlasyStation版についてサービスを終了すると発表した。
サービス終了までの具体的なスケジュールは下記のとおり。
- 2025/04/02(水): サービス終了の発表日
- 2025/07/30(水): メンテナンス終了後 PlayStation®4/PlayStation®5版の有償魔宝石の新規販売終了
- 2025/09/29(月) :15:00 PlayStation®4/PlayStation®5版の配信終了
PlayStation®4/PlayStation®5版における未使用の有償魔宝石および未使用の有償レギュラーガチャチケットに関する払戻し申請の受付開始
払戻し関連を除くPlayStation®4/PlayStation®5版でのサポート対応終了 - 2025/10/29(水) :15:00 PlayStation®4/PlayStation®5版における未使用の有償魔宝石および未使用の有償レギュラーガチャチケットの払戻し申請の受付終了
- 2025/11/05(水) :以降 準備でき次第、PlayStation®4/PlayStation®5版における未使用の有償魔宝石および未使用の有償レギュラーガチャチケットの払戻し開始
PlayStation版は2024年2月14日にリリースされたばかり、わずか1年で終了となった。
残されたのはiPhone15でも頻繁に落ちて、長いことブツブツと音(バックミュージック)が切れ続けているスマホ版とPC版。ガチ勢が多い印象のPS版を切ったということは————
アニメ版「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の第5期はリゼロのような絶望感で海外勢を含めて大いに盛り上がった。原作ファンからは作品の集大成でもあることから削除部分が多いと指摘を受けたが大成功といえるシーズンだ。ゲーム「ダンまち バトル・クロニクル」でもアニメ連動を実施していた。しかし、毎週フレイヤファミリアを差し替えるといった集金を前面に打ち出したガチャを実施して不評を集める形に。
今回の発表を受けて「やはり」という声が飛び交うなか、SNSではスマホ版も終了するのではないかと懸念する声が広がっている。
PS版ダンクロがサービス終了へ
ダンクロについて当初より運営姿勢に関して指摘する声があった。
たとえば次のような内容だ。
- せっかくの3Dなのにフルボイスではない(最初はフルボイスだった)
- 対人メインで課金者との遭遇率が高く、微課金以下は楽しめない
- ユーザー数が少ないので対人戦が集まらない
- ガチャが当たらない(2800消費x16回の天井でも当たらず引換券でGETなど)
- ファミリア(チーム)イベントが少なすぎて、他のプレイヤーと盛り上がれない
- メインストーリーが更新されない
- イベントが少ない
- 強化上限のアップデートが早すぎる
以前の記事でも書いたがゲームの趣旨が「対人戦」なのでダンメモのような協力するシーンが少なくオラリオの他ファミリアと協力するといった原作の良い点がかき消されている。
さらにフルボイスを排除して声優を起用せず、Aimingだけが売り上げを確保するといった誰得な状況が続いている。
そのためか、ダンまち声優のラジオや原作者のインタビューではダンメモ時代の思い出話が多い。ダンメモについてはユーザーが資金を集めて1日限りで復活させたくらい支持されていたことから最近のアニメ10周年で明かされた「お楽しみ」についても「ダンメモ2ではないか」という声が挙がっていた。
もはやIP消費ゲームという正体を隠さなくなったAiming。ユーザーの声を無視し続ける姿勢はUBISOFTの姿と重なるが、そこに介錯してくれる弥助はいない。
今回はPlayStation 4 / PlayStation 5の配信を終了することになった。
これは当然だと思う。
まず新キャラが当たらない。無凸でもいいのに全く当たらないのだ。それだけではなくアニメ連動キャンペーンは1週間ごとにガチャが終了する。しかも凸のできる特別なアイテムも当初の消費数10個から20個に増やされた。つまり課金してほしいということらしい。
他にもランキングイベントで新キャラの強烈な優遇といった微課金勢が退場を決意するような小手先の営業戦術など細かな話をあげればキリがない。
弥助シュミレーターのように個人開発のほうが楽しいのではないかと思うことが増えている。開発に莫大な資金がかかるからと原作者のストーリーを確保しておきながら声優を使わない紙芝居。しかも3Dを売りにしておきながら肝心なシーンはアニメ拝借とイラストの多用という所業。
UBISOFTと姿が重なるといえば「認識の甘さ」がある。
特にロキ・ファミリアが顕著で、同ファミリアは何某というヒロインを抱え、別途ストーリーが展開されていて次巻では本編ダンまちとも大きく重なり、ラストへ向けて重要な役割を担う人々が所属している。
—————それにも関わらず、団長フィンやベートの適当さ加減。ここからキャラ制作に大森先生が関わっていないことがわかる。おそらくAiming的には「ダンまち? あぁジャンプのバトルマンガみたいなやつね」くらいの認識なのだろう。だから対人戦へと突き進んだ。
違う。
ジャンプ系の勇気や友情といった要素もあるが、ダンまちは群像劇だ。少女漫画のような機微を楽しむ人間模様が楽しい作品だ。なにより大森先生のショタ好き(フィンほか)とお兄系好き(ヴェルフやベートほか)が炸裂しながらも少年マンガ風の体裁(オブラート)で包んでいるところに味わいがある。
主人公ベルと同じくショタ代表ともいえるフィンの扱いたるや。ひどいものだ。
こうなるとダンまちのイメージをダンジョン深くまで陥れるリアル闇派閥ではないか。
4月4日にはアニメ版が10周年を迎えるというのに、その2日前というタイミングでの発表。
本当にやめてほしい。
UBISOFTのシャドウズは日本という国の歴史を破壊する作品だが、ダンクロはオラリオという世界を歪ませている。ダンクロのクリエイターたちは従うしかないのかもしれないが、どうか指揮者を変えてほしい。遅いなんてことはサ終まで存在しないはずだ。別の世界線とはいえオライオの1つが崩壊するのは看過できない。

(写真)ROG Allyで「ダンクロ」を遊ぶのは間違っているだろうか(レビュー・設定編)より
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Source : X.com

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。






















