Suicaサービス拡充へ、東北3県エリア拡大や地域ICカード連携など
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JR東日本は2021年4月6日、青森県/岩手県/秋田県エリアの拡大するほか、現在の各改札駅で計算していた運賃をサーバーに集約するクラウド化といった方針を発表した。
今後はモバイルSuicaなどで多彩なサービスが提供できるようになるとしている。
地方でもモバイルSuicaが利用可能に
今回の発表内容はJR東日本が目指すグループ経営ビジョン「変革2027」の地方活性化がベースとなっており、東北3県は3つのエリアをあわせて44駅でSuicaが利用可能になる。
サービス開始時期は2023年春以降、下記の対象駅でSuicaによるタッチ&ゴー、Suica定期券が利用できるようになるとのこと。
上記のSuicaエリア拡大では、新たな改札システムを使用する予定だとしており、現行の自動改札機とは異なりSuicaの主要機能(運賃計算など)をセンターサーバに集約するという。
Suicaの発行枚数は2021年3月末時点で約8590万枚に達しており、それを活かした地域の交通サービスとの連携を計画。
記事末尾のPDFでは「地域連携ICカードの導入状況」が都道府県ごとに表示されており、すでに導入済みの岩手県と栃木県をはじめ、青森県から群馬県までタクシーや電鉄・バスでSuicaが利用可能になるようだ。
JR東日本のSuica導入状況や予定は下記リンクより確認できる。
リンク:JR東日本(PDF)