Apple Pencil 2はライトユーザーに優しいペンだった。 | 購入レビュー
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最終更新日:2021/11/29
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メルカリでも中古品が1.2万円で売買されているなど価格に強い第2世代Apple PencilがAmazonブラックフライデーで15%OFFの13487円と安くなっていたため購入した。
初代Apple Pencilの使用頻度は低かったが、Apple Watchの件もあり、食わず嫌いもよくないと実際に使った感想をレポートしたい。
Apple Pencil 2 購入レビュー。
はじめに感想を書くと「ライトユーザーこそ手にすべきデジタルペン」だと思った。
これからデジタルペンを購入するライトユーザーが初代Apple Pencilを選ぶと、私と同じように「やっぱりアナログのペンがいいや」となるだろう。
さらに言えば、新たにiPadを購入してApple Pencilを使う予定ならApple Pencil 2の対応機種にしたほうが良いと思う。
その理由について、次の項目で説明したい。
収納と充電とペアリング。
Apple Pencil 2は後継モデルで価格は高く、iPad Proシリーズから採用されたためプロ向けや趣味を愉しむ人へ向けたイメージがあった。
それにはタッチセンサーを内蔵するなど機能のアップデートもある。
そのため体験の改善は期待していなかったが、実際にApple Pencil 2を手にしたところ「これなら使える」と思った。
それは収納と充電とペアリングのしやすさが大きい。
デジタルペン入門者が、お絵描きアプリを起動してレイヤーやショートカット操作を覚えたり、ノートアプリでPDFファイルを下書きにカレンダーを書くといった時に下記の操作が少しずつ億劫になる。
- ペンの収納(初代は転がりやすく、標準収納なし)
- 充電(初代はキャップを外して充電ポートに差し込む)
- ペアリング(初代は長時間未使用の場合、充電ポートで認証)
これら3つの行為がマグネット充電1つで解決するようになった。
ここまでデジタルペン使用開始の敷居を下げてくれると、あとは本人のモチベーション次第だろう。
例えるなら初代は削られていない鉛筆や長年使っていないボールペン、もし使いたかったら筆箱(ペンホルダー)と鉛筆削り(充電)を用意すると便利ですよ!試し書きでインクが出なければ対処(ペアリング)してね!といった感じ。
実際に使った感想。
基本的に前回の事前調査と変わらない。
筐体はマットな質感で見た目が向上、タッチセンサーのために一面だけフラットになったことで持ちやすさも向上している。
タッチセンサーは初日なので慣れていないが、お絵描きアプリ「Procreate」を使った消しゴムとの変更は悩むことなく行えた。
マグネット充電は便利、Apple Pencilを化粧箱から取り出してiPad mini 6の側面へ近づけると吸着してペアリング完了、画面に「Apple Pencil」を伝えるテキストとバッテリー残量が表示された。
あっという間にペアリングと充電、収納が終わったのだ。
他には充電キャップがなくなり、本体も転がりにくくなったため2つを床から回収する作業からも解放されるだろう。
前回の事前調査に書いていないが、マグネット充電でApple Pencil 2とiPadの充電面が傷つくという報告があったので、ペンカバーを検討している。
初代に比べると価格は高いが、デジタルペンの初体験をより良い思い出にするなら初代ではなくApple Pencil 2が良いと思う。
→今回レビューしたブラックフライデー特価中のApple Pencil 2販売ページへ
前回→第2世代Apple Pencilは買いか、初代と比較・4つの違い
続き→2種類のiPad mini 6 保護ケースを使った感想。