第2世代 Nexus 7(噂スペック) とドコモ「SH-08E」でスペック比較、買いか考える
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第2世代 Nexus 7とドコモ「SH-08E」は同じ発売時期(7月頃)で、2機種とも7インチに高解像度、Qualcomm製プロセッサを搭載しているなど興味深いためスペック比較したいと思います。
「第2世代 Nexus 7 と SH-08E」スペック比較
第2世代 Nexus 7(以降、Nexus 7) のリーク情報をもとにしたスペックと SH-08E のスペックを比較します。
2機種の大きな違いとして Nexus 7 は 恐らくWi-Fiモデルとなり、SH-08E は通話機能やSIMカードに対応したモデルとなっています。(現行のNexus 7 と同様にSIMフリーモデルが登場する可能性もありますがリーク情報で一切触れられていないため発売されるとしても遅れて登場すると思われます。)
プロセッサの違い
2機種ともQualcomm製プロセッサですが世代が異なります。
- Nexus 7 : Snapdragon S4 Pro APQ8064(第4世代)
- SH-08E : Snapdragon 600 APQ8064T(第5世代)
第4世代「S4 Pro」と第5世代「600」は世代が異なりますが同じクラスに位置づけられています。クロックは、第4世代「APQ8064」が最大 1.5 GHz、1.7 GHzであったのに対し、第5世代「APQ8064T」は最大1.9GHzとなっています。最大クロックからも後発となる SH-08E のプロセッサ「APQ8064T」に軍配が上がることになります。
SH-08E の搭載する「Snapdragon 600 APQ8064T」は他にも Optimus G Pro L-04E や ARROWS A 202F で採用されています。
液晶・ディスプレイの違い
画面サイズ7インチで解像度1,920x 1,200と同じスペックですが、Nexus 7 は(噂では)ジャパンディスプレイ製、SH-08E はIGZOという違いがあります。
その他、通信や重量など主な特徴
SH-08E の特徴として 防水防塵やフルセグ、DLNA(DTCP-IP)やNFCと通信キャリア経由での販売だけあり機能が豊富ですが、おくだけ充電やおサイフケータイといったスマホ向けの機能が省かれています。また重量が7インチにして約285gと軽量ながらバッテリーが4200mAhと他のタブレット同等に仕上がっています。通信機能ではBluetooth や Xi対応のほか、Wi-Fi も ac(Draft)まで対応しています。
Nexus 7 はタブレットながらワイヤレス充電「Qi」に対応するという驚きの情報が最近になって入ってきました。ただの噂なのかマグネット式のポータルに貼り付けるのか、現行と同様クレードル式なのかは不明ですが思わぬ飛び道具に胸が踊る次第です。また新たに500万画素の背面カメラが搭載されるということで嬉しい限りですが、他に新機能と呼べるリーク情報は出ていません。
価格の違い
SH-08E は通信キャリア経由ということで定価8万円などの価格で販売されると思われますがドコモや販売店のMNP・割引により数カ月後には手頃な価格になるかもしれません。
Nexus 7 はスペックアップしながらも同じ価格帯と伝えられており、199ドルでの販売が予想されています。
通信キャリアとの契約(縛り)がないこと、コストが初回に限定されるという点で Nexus 7 は価格面で有利と言えそうです。
SH-08E は買いか考える
SH-08E は買いだと思いました。
ガラパゴス機能とはいえ日常の暮らしに密着したフルセグや防水対応に軽量285gは魅力的です。更に卓上ホルダ付きというのもポイントが高く、充電のたびにUSBコネクタを抜き差ししない有り難さは手持ちのNexus 7で体感済みです。
マルチアカウント機能は使えないようですが、家族で気軽に使えるタブレットとして一台欲しいと思いました。
一方で Nexus 7 は 199ドルという手頃な価格に加え 世界中のユーザーから絶えず 様々なハウツーが飛び交うという「育てられるタブレット」です。たとえスペック・機能で負けたとしても圧倒的なユーザー数と自由度はAndroidタブレットの中でもオンリーワンの存在、SH-08E や Fonepad を購入しても Nexus 7 は別腹で購入すると思います。
あと8時間後(記事執筆時)に開催されるGoogle I/Oが楽しみですね。
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