iPadをノートPC化するUSBハブ選び

公開日: : 最終更新日:2022/01/01 周辺機器 , ,

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iPadのノートパソコン化へ向けて前回はキーボードを購入、無事に目的を果たすことができた。

今回は 拡張性の確保。

MacBookからiPadへとメイン端末を切り替える際に重要となるのが拡張性、幸いなことにMacBook自体がUSB-Cしか備えていない簡素な造りなのでUSBハブを共有して緩やかな移行ができそうだ。

この記事では将来リリースされるApple製品でも使えそうなUSBハブを探した話を記録する。

iPad用USBハブに求めるモノ、と現実。

はじめにiPadのノートパソコン化で必要となるUSBハブの機能を書き出す。

  • 有線イヤホン
    →電源不要で遅延も少ない。
  • USB-Cx2ポート
    →電源確保とは別に1つUSB-Cが欲しい。
  • USB-A
    →フルサイズUSBは古い周辺機器で使う。
  • HDMIポート
    → iPad miniを大画面に映して作業するため。
  • SDカード
    →ブログ写真の読み込みに。
  • 有線LAN
    →外出先での通信確保手段に(必須ではない)

上記の他にインターフェイスが片面に集中しているタイプが見た目もスペースも、そして抜き差しも楽だと思った。

おおまかなUSBハブのイメージが浮かんだところで、Amazonへと乗り込んだが、調べているうちに次のような問題に直面した。

直付けUSBハブの相性問題

ケーブル部分を省いた端子だけのUSBハブを調べていると、iPadの保護ケースによっては安定しないというAmazonレビューを多く見かけた。

何とか接続できても端子がグラグラしてしまうといった状態で、それが原因と思われる「数ヶ月で使えなくなった」という声も少なくない。

これらの解決策としては別途延長ケーブルを用意する方法もあるが、ノーブランドの別メーカー製ケーブルを1500円前後で追加するとトラブル箇所が増えるだけでなく、問題切り分けにも時間がかかる。

かといってUSBケーブルが申し訳程度に10cmほどあるUSBハブは使いにくそうだ。

充電ケーブルの長さ問題

Apple純正のUSB-Cケーブルは、ノートPCやデスクトップPCのような使い方を想定していないためか長いとはいえない。

3mや5mで販売されているサードパーティ製USB-Cケーブルを購入してもよいが、純正ではないためトラブル発生率は上がり、かつ使わない純正ケーブルが1本余るという問題もある。

先程と同じように一方がメスとなっている延長ケーブルも検討したが、3mのUSB-Cケーブルと変わらない値段がするし、特殊な製品でレビューも少ない。さらに60W以上が当然となっているUSB-Cケーブルは発熱など購入後のリスクも考慮しなければいけない。

私には延長USBケーブルの端子部分が固くて力を入れたら壊れたとか、異常なほど熱かったり、反対に簡単な動作で接続部が外れてしまうという未来ばかり浮かんでしまう。

MacBookとiPadでの切り替え問題

私の環境はMacBook+外部モニターが主力、今後iPadに切り替えてもiPadでは不可能な作業もあるためMacBookから100%の完全な移行は現実的ではない。

しかし、作業ごとに外部モニターやSDカードなどを1つずつ抜き差しするのは手間だけでなく耐久面を考えても避けたいところ。

そうなると1つのUSBハブを2端末で共有するのが好ましい。

直付けUSBハブは端末を選ぶ、短いケーブル付きUSBハブはiPadからぶら下がる姿を見たくない。そもそも先ほどの充電ケーブル問題も解決していない。

これらを一挙に解決するには、どうしたものだろうか。

ノーブランドの延長ケーブルにノーブランドのUSBハブを組み合わせて正常に動作しなかったら初期不良の判断が難しく、もし不良品として返品された商品をアマゾンが再送していても泣き寝入りとなってしまう。

それを避けるためにはノーブランドであっても長いケーブルとUSBハブを一体化した製品が必要だ。

目標が決まってしまうと意外と簡単に見つかった。

1メートルのUSBハブはありか

LENTIONというブランド・メーカーの8in1仕様USBハブが、5,780円と割高ながらAmazonレビュー282件もあり無難に思えた。

1メートルというUSB-Cケーブルの長さはApple純正ケーブルの延長コードとしても使える。見た目は昔のノートパソコンにあった電源アダプタの薄いモデルような感じになるだろう。

そこにUSB機器やSDカードを差し込む形になる。

LENTION USBhub 000

iPadとMacBookを切り替える際も1メートルという長さの先端にあるUSB-C端子を差し直すだけ、手間はかからなそうだ。

USBハブ本体はデスク下などに取り付けてしまえば見た目の問題もクリア、外出先で電源が遠くても純正ケーブル+USBハブの1mケーブルで足りるはず。

さらに言えば2022年以降のiPadやMacがモデルチェンジしてもUSB-Cポートさえあれば同じ運用を継続できる。

LENTION USBhub 001

インターフェイスはSDカードやUSB-Cx2基、HDMIにUSB-Ax2基、イヤホンジャックがあるほか、希望していた片面集中タイプとなっている。

今回のプロジェクト目標「iPadのメインPC化」から見ても重要なアイテムとなりそうだ。

価格は5,780円と高めだが1,200円OFFクーポンが掲載されていて適用すれば4,580円となった。
Amazonにおける過去最安は2020年10月タイムセール時の3,584円で現在価格差は約1,000円だが明日には届くため、時間を買うと思えばスピード配送の料金と割り切れる。

・・・というわけで注文した。

これで前回のキーボードと同じようにUSBハブが目的通り動作すれば「iPadのノートパソコン化」も折り返し地点まで辿り着いたと言えそうだ。

次回はLENTIONのUSBハブを試用してレビューしたい。

続き→8in1の小さなiPad用ドッキングステーション「LENTION製USBハブ」購入レビュー
前回→iPadに最適なキーボード「ELECOM TK-FBP102」購入レビュー

→今回注文したUSBハブのAmazon販売ページ

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