RICOH GR3xの保護ケース選び(ダスト問題回避)

公開日: : 周辺機器 ,

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

APS-Cの小さなカメラ「RICOH GR3x」を選んだ時点で拡張性を求めるつもりはなかったが、最後まで購入を躊躇させた「ダスト混入問題」のリスク軽減に保護ケースを調査、注文した。

この記事ではGRシリーズや同等サイズのコンパクトデジタルカメラで愛用されている保護ケースと、GR3シリーズ向けに販売されているレンズ関連アクセサリーを調べた内容を記録する。

RICOH GR3xのアクセサリー選び

最初はホコリ防止ということでレンズカバーを探したが、GR3xは保護フィルターを直接装着できない仕様のため、収納時や外出時にカメラ本体まで守ることができる保護ケースを探した。

リコー純正ケース「GC-12」の話。

1つめはリコー純正ソフトケース「GC-12」。

公式の説明には「馬革を採用したしなやかな高級本革製ケース」とあり、GR3シリーズの2製品に対応していると書かれていた。

その特徴として「しなやかで、使用しないときは小さく折りたたんで携帯可能。」とのこと。

また、GRの刻印入りであること、価格はリコー直販で税込7,980円。

アマゾンのレビューを見るとGC-12はGR3x向けに作られたサイズで、GR3では少し大きいことからGR3にはGC-10を使用しているとあった。

最も重要なダスト混入の対策アイテムとなるのか。

その判断として、保護ケースとカメラが直接触れた際に摩擦が発生する内側の布が重要だ。

リコー公式ページには内側の布がわかる画像は用意されていないため、購入者レビューを探し回ったところ、海外ユーザーが「スウェード」と呼んでいたので割安な本革手帳や財布にありがちな毛羽立つような状態でないようだ。

念の為、メルカリなどで中古品を見て回ったところ数ヶ月の使用を経てもスウェードから粉が出ている様子はない。純正ケースは手放す際の出口戦略に付加価値として有効なため、無難な選択肢と言えるだろう。

アマゾンの価格は6,934円(アマゾンへ)と少し安く、販売者はAmazon.co.jpなので初期不良の際は迅速に交換してもらえる確率が高いので純正ケースならアマゾンという選択肢も悪くなさそうだ。

懸念点は割高なこと、デザインが好みではないこと。

無印良品 ナイロンコンパクトポーチ

2つめのケースは、コンデジやフィルムカメラを持ち歩いている人たちに愛用されている無印良品「ナイロンコンパクトポーチ」だ。

無印オンラインストアの説明欄には「最小限のメイク用品を入れられるミニポーチです。」とあり、カメラ用ではないため耐衝撃や防水性能などは期待できないが、バッグへ入れる際に傷や埃を防止するという意味では今回のテーマに合っている。

無印ストアのレビューにはGRのケースとして使っているという投稿もあったほか、モバイルバッテリー入れやカード入れ、小分けボトル入れ、印鑑ポーチなどのアイデアもあった。

この製品は次の点が素晴らしい。

  • ジャストサイズの約9×14×3.5cm
  • 税込590円
  • 内ポケットあり
  • カラー:黒

GR3xに合うサイズ感と同じ黒色で統一できること、小さいながらmicroSDカードや予備バッテリーやフィルターを入れられるであろう内ポケットを備えているところが強い。

原産国・地域ベトナム
仕様・混率表地:ナイロン100% 裏地:ポリエステル100%
外寸約9×14×3.5cm
部材ごとの素材表地:ナイロン 裏地:ポリエステル
原産国・地域ベトナム
重量(梱包材含む)約40g

ナイロンケースは布ケースに比べて摩擦によるチリや埃の発生が抑えられる点も見逃せない。

590円という値段のため生地の厚みは気になるが、長期保管の収納ケースとして使えて、外出時の保護ケースとしても使えたならばコンパクトすぎるAPS-Cカメラ「GR3x」のケースは「ナイロンコンパクトポーチ」(無印へ)が最適かもしれない。

GR3xに合わなかったとしてもガジェットポーチとしての未来もあるため1つ購入することにした。

その他ケースについて。

最も多く存在していたのが蓋をめくるポーチ仕様で、面ファスナーやボタンで留めるようになっていた。

このタイプは取り出した後、先ほどの挙げた2製品のように小さく畳めず荷物となるほか、安い代わりに摩擦でチリや埃が発生しやすい生地の製品が多かった。

今回のテーマはレンズに埃が写り込むのを避けることが目的なので見送った。

他にも下図にある「THEカメラケース」という製品もあった。

kinokooというブランドで、PUレザーであることとGR3までしか対応していないことが残念だったが、ハードケースの蓋を外した状態で撮影できるという機動力に惹かれた。

少し嵩張るがアナスイのような雰囲気のデザインで2,450円(Amazonへ)と手頃な価格も良い。

どれを買うか。

長く愛されているGRシリーズは大きなサイズ変更もないことから定番ケースが存在しているのではと勝手に期待していたが、GR3とGR3xでも少しサイズが異なっていることから流用できないという報告も見かけて数ヶ月前にリリースされたGR3xに対して専用の保護ケースは少ないものと納得できた。

最終的に無印良品「ナイロンコンパクトポーチ」を注文、明日には到着する。

このケースを選んだ理由は「ダスト混入回避」のほかに次のことがあった。

  • ジャストサイズで小さなAPS-Cを維持。
  • 約40gで軽量なAPS-Cを維持。
  • 小さく畳める。
  • 内ポケットがある。
  • オールブラックで色を統一できる。
  • 無駄な装飾がなく、GRに合っている。

明日、無印良品「ナイロンコンパクトポーチ」が到着次第レポートする予定だ。

前回
RICOH GR3x 購入レビュー、iPad miniは母艦となるか

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑