携帯ゲーム機「AYN Odin」でWindowsとAndroidのデュアルブートに成功
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本日のUSB充電器レビューでも触れたが、Qualcomm Snapdragonを搭載した一部モデルではWindowsをインストールするプロジェクト「Project Valhalla」等で動作成功の報告が増えている。
その中の1つに「AYN Odin」があり、海外でデュアルブートに成功したとしてインストール手順が動画で公開された。
「AYN Odin」は5.98インチ(1080×1920)にQualcomm Snapdragon 845を搭載したハンドヘルドゲーミング端末。
携帯ゲーム機「AYN Odin」でデュアルブートに成功。
今回デュアルブートに成功した手段はプロジェクト「Project Valhalla」を利用したもので、対象モデルとしては「AYN Odin」の最安モデル「Base」からサポートしている。
しかし、AYN Odin(Base)はメモリ4GBにストレージ64GBという構成のため、Android領域に32GB、Windows領域に32GBを使用してしまうと実用的とは言えない。
そのため、Proモデル(メモリ8GB+128GB)もしくはPro 256GBモデル(メモリ8GB+256GB)のどちらかを使用することになりそうだ。
ちなみに在庫切れになっている最安のAYN Odin LiteはチップがMediaTek製なのでARM版Windowsの対象外なので同プロジェクトも対応していないため、Windowsを目的に購入する際は間違わないよう注意したい。
「Project Valhalla」のインストールプロセスは難しくなく、手順はGitHubより確認できるほか、YouTubeチャンネル「Retro Game Crops」より動画でも確認できる。
デュアルブート環境を構築したあとは、Odinを起動時に電源ボタンを押すとAndroidが起動し、音量(大)+電源ボタンでWindowsが起動する形だ。
ARM版Windowsということで、レポートによればプレイできるゲームやアプリは32bit版に制限されており、その中でもフレームレートが遅かったりと快適ではないタイトルもある模様。
AYN公式サイトでは最小構成Base版が価格279ドル(ゼール中で239ドルになっていた)からとなっていた。
Source:YouTube