povo2.0の年額440円運用は現実的か、128Kbpsでの電子決済を考える。
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現在のLINEMOは月額990円となっているが、povo2.0であればトッピングの最安値月額220円の「smash.使い放題パック」を年2回契約すれば良いので年額440円で運用できる。
しかし、データトッピングを使用しないと通信速度は128kbpsにまで落ちる。
最近の支払いは電子決済しか使用していないので、通信速度が遅いために通信エラーとなりレジで焦るということは避けたい。
この記事では128Kbpsでの通信速度でも電子決済アプリ機能やアプリが使えたのか調べた内容を記録する。
povo2.0の最安運用は現実的か。
現在のLINEMOであれば通信制限であっても最大320Kbpsという速度が出ている。
これはMVNO各社への転貸回線ではなくサブブランドとしての直回線なので、データセンターで帯域制限(QOS)装置を経由した後の処理もソフトバンク社が管理しているはず、安定しているだろう。
それはKDDI社のpovo2.0にも言えることでMVNO各社の128Kbpsとは品質が異なるのは間違いなく、それが今回MNPを検討している理由でもある。
低速でも電子決済は可能か。
まず、ソフトバンクのLINEMOについて言えば320Kbpsでも電子決済は問題なく行えた。
モバイルSuicaのように通信回線がなくても決済できる決済サービスなら問題はない(Suicaへのクレジットカードでチャージするときなどは通信が必要)が、PayPayや楽天ペイ、メルペイといったアプリ系も問題なく決済できている。
さすがにソフトバンク直回線の320Kbpsは大丈夫ということになる。
次に128Kbpsについてはネットで調べ回ったところ、電子決済に失敗するアプリがあったり、30秒ほど待ってから決済ができたというレポートがあった。
しかし、それがKDDI直回線かMVNO回線かで大きく異なる。
そこでPovo2.0に限定して128Kbpsで決済したユーザーを調べたところ、次のようなケースがあった。
- 高速回線に比べるとアプリ起動に数秒かかり、QRやコード表示が別ページだとさらに数秒かかる。
- アプリ起動で時間がかかるのでレジの前に開いておくとスムーズ
- 時間がかかりすぎるとエラーになって落ちてしまった。
他にもPayPayでは5秒と最速!という話がある一方で「PayPayで1分近くかかった」という話もあり、同じpovo2.0のユーザーでも端末差やサーバー側の状態が影響しているかもしれない。
正直、モバイルSuicaのように「決済アプリに特化」してほしいところだが、その広告・宣伝を含めて決済サービスを利用することは続くだろう。
まとめるとpovo2.0の低速時128Kbpsではアプリや決済サーバ・端末の状態にもよるが10秒〜60秒ほど時間がかかり、場合によっては通信エラー表示で決済できないようだ。
レジ準備をする価値はあるか、月額料金比較。
それではLINEMOの月額990円x12ヶ月=年額11880円から、povo2.0の年額440円へ変更するだけの価値はあるだろうか。
LINEMOは制限時でも320Kbpsでるのでradikoやナビゲーションといったことは余裕をもって行える。もちろん月初になれば高速通信が復活するのでストレスなく必要な時だけ使うということが可能だ。
povo2.0は常に128Kbps制限なので電子決済する際は事前にアプリを起動する習慣を身につけておく必要がある。さらにナビゲーションやお店検索、radikoといったことは困難だろう。
LINEMOと同額の月額990円を支払ってしまえば30日間は3GBまで高速通信は可能だが、制限時は128Kbpsと遅いため、使用期間が定まっていれば1ヶ月内に「7日間/1GB=390円」や「24時間データ使い放題=330円」を2回といった感じでわけることを検討してもよさそうだ。
しかし、そうなると運用の手間が大きいので、LINEMOのままが気楽という話になる。
LINEMOでは定期的に通話し放題5分の無料キャンペーンも実施していることから、店舗への在庫確認や予約といった軽めの電話は無料で済ませられる。
以上のことから、LINEMO(ミニプラン)のままで良いという結論に至った。
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