UQ mobileからLINEMOへ乗り換えた5つの理由(MNP)
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通話0円かつ月額0円の楽天モバイルが登場しても、NUROモバイルなど格安SIMが割安プランをリリースしても、回線の安定性などの理由で契約し続けてきたUQ mobileから遂にMNPする。
今回、なぜLINEMOを選んだのか「MNPした理由」を記録したい。
ありがとうUQ mobile、こんにちはLINEMO。
UQ mobileはモバイル回線を低価格かつ高品質に保有できる貴重な通信サービスで、その評価は現在も変わらない。
しかし、次の理由からLINEMOへMNPすることにした。
- au通信が弱い地域の存在
- BIC SIMなど即契約・即解約できるMVNOの存在
- 過去にデータ繰越を使用した実績がない
- でんきセット割(月額990円)の存在
- UQとLINEMO、どちらもMNP手数料0円
上から順に解説していきたい。
au通信が弱い地域の存在
(1)は、コロナ前の話になるが新宿や渋谷などで通信できなくなることが稀にあり、その時はDocomoとSoftbankの回線もテスト契約していたため切り替えて済ませていた。
それではDocomoサブブランド「ahamo」という選択肢もあるが、次の(2)と(5)を理由に契約する予定はない。
ちなみにエキサイトモバイルやNUROモバイルなどの最安クラスMVNOも検討したが、サブブランドは道路に例えると追い越し車線にはいけない高速道路、MVNOは歩行者も横断する国道といったイメージがある。
やはり、信号のない高速道路は最低条件だ。
具体例としてMVNOは回線元の大手通信設備に、MVNO機器を接続・ルーティングしているわけで回線元はもちろん転貸業者(MVNO)の設備がダウンしても通信障害が発生する。その接続機器にしても大手通信より性能に優れることはないだろう。
そのため、メイン回線は安くても大手回線に直結のサブブランドを継続することにした。
低価格かつ即契約・即解約できるMVNOの存在
(2)は、以前お試し契約でレビューしたデータ専用で破格のeSIMを提供しているBIC SIM(IIJmio)などの話。
なんといっても最強説の記事、スピードテスト・動画視聴レビューの記事、解約した記事で書いたように「安い」「即契約」「即解約」できて気軽にDocomo回線で月間2GB/440円(4GB=660円)+公衆無線WIFIが手に入る。
画像:月額440円の「BIC SIM」(IIJmio)契約・レビュー、スピードテストと動画視聴を試すより
しかし、元がIIJmioなのでMVNO品質だ。
それでも高速通信を極端に制限することまでは行わないはず、実際お試し契約時も高速通信時に問題はなかったため戦力になると考えている。
過去にデータ繰越を使用した実績がない
(3)は個人的な話で恐縮だが、過去のデータ利用実績を振り返ったところ数年間の契約で1度しかデータ繰越を使用していない。(しかも必要に迫られたわけではない)
これは「いつか使うかも」「いつか着るかも」といって部屋の家具やモノを捨てられず地震などで自らを危険に晒す悪習慣と同じだ。
実際に使ってもいないデータ繰越サービスを「もしも」のためにと崇めて毎月1628円を支払うのは賢明ではない。
それなら先程のBIC SIMのeSIMプラン(料金表へ)をサブ回線として契約、Docomo回線で2GB=440円、4GB=660円、8GB=1100円を支払うほうが良いと思えた。
そもそも1カ月3GBで我慢したら翌月3GBもらえるという毎月6GBが使えないオプションのために契約していることが可笑しく、それならLINEMOミニプラン3GB=990円にBIC SIM(4GB)=660円にすれば次のようになる。
- 毎月固定7GB=月額1650円
- 回線=SoftBank+Docomo
「我慢の1カ月」などなく必ず毎月7GBが使えてUQ(1628円)と22円しか差額は変わらず、かつKDDI回線だけの状況からSoftBank回線とDocomo回線の二刀流だ。
これは南海トラフや東京直下型といった災害時の通信車両が使える可能性を2倍に跳ね上げたとも言える。
でんきセット割(月額990円)の存在
(4)はUQ mobileが「でんきセット割」をリリースしており、それ自体が基本月額利用料を下げにくくしていると思えた。
「電気契約で月額990円」を提示している以上、LINEMOにあわせて「くりこしプランS」の元値を月額990円にしてしまうと、それ以下の割引価格を用意する必要がある。
そして別記事にも書いたが、UQ mobile自体が長いこと最安プランを1600円前後で維持させてきたという事実がある。
先程の「1ヶ月我慢したら来月3GBあげるよ〜」というペット扱いに気づいたこともあって「電気契約したら安くするよ〜」に関わることはないだろう。
UQ mobileは「でんきセット割」も同時に値下げしなければならないため、気軽に価格改定しないと判断した。
UQとLINEMO、どちらもMNP手数料0円
お国の力で強制的にMNP界隈の手数料が0円となった。
それ以前は解約料やらMNP転出料金、MNP転入料金といった様々な名目で金銭を要求されていたが一掃されたのだ。
また、契約時にチェックしなかったのも悪いが解約時に電話もしくは来店を条件としていた通信サービスも多かったが、それもなくなっている。
数年前のSoftBank解約時も疑問に思いながら店舗へ出かけ、それがきっかけでネット完結のサブブランドを決意したのが懐かしい。
そのため、もしもUQ mobileが長年1600円前後だった最低料金を値下げすることがあれば気軽に帰ることができるのだ。
Docomoサブブランド登場やUQ mobile価格改定まではLINEMOを契約し、足りなければBIC SIM(eSIMプラン)を追加契約というスタイルになる。
UQ mobileのMNP転出手続きはマイページから行い、LINEMOミニプランは物理SIMで申し込んだ。
物理SIMを選んだ理由は、iPhone SE 2020のeSIM枠をBIC SIMなどに空けておきたいこと、LINEMOの物理SIMは解約時に返却不要なことの2点が挙げられる。
一度eSIMで申し込みしてしまってキャンセルした際、フリーダイヤルへかけたがオペレーターは日本人で応対も(新規契約者ということもあり)丁寧だった。
物理SIMの配達スケジュールを確認したところ佐川急便で都内であれば2〜3日で届くとのこと。(状況により変動)
ちなみにミニプランは対象外のPayPayキャンペーンを実施しているのでPayPay払いをする機会があれば、そちらを検討してもよいだろう。私は利用サービスを徹底的に減らしており、PayPay対応の店舗・サービスを探す作業よりも「時間」を手に入れたいのでミニプランを選んだ。
SIMカードが届き次第、初期設定やスピードテストをレポートしたい。
前回→ついにUQモバイル超えか、LINEMOミニプランで比較・MNP解約料などチェック
続き→LINEMOの初期設定レビュー、ミニプランならONにすべき項目