Winタブ対決、『Surface Pro』vs『VAIO DUO 11』(スペック比較表)

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 マイクロソフト製タブレット『Surface Pro』が6月7日発売となりました。しかし、既に発売されている『VAIO DUO 11』も魅力的なWindows 8 搭載デバイスです。今回、2機種のスペック比較表を作成したので記録します。

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『Surface Pro』 vs 『VAIO DUO 11』、スペック比較

 さっそく、スペック表です。
 誤記・間違い等がありましたらTwitterで指摘いただけると幸いです。

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 『VAIO DUO 11』は従来のノートパソコンと同じくカスタマイズができるためスペック(CPUやRAMなど)にバラツキがあります。 『Surface Pro』はストレージの容量別に2モデルとなっています。

 CPUは、『VAIO DUO 11』が(Core i5モデルを選択した場合)「インテル Core i5-3317U プロセッサー」となっていますが、『Surface Pro』は「第3世代 Intel Core i5」という情報にとどまっているため、海外モデルと同じプロセッサなのかOffice搭載などのように日本独自のCPUになっているのかは不明です。

1.ディスプレイの違い

 液晶サイズは Surface Pro10.6インチVAIO DUO 1111.6インチと異なります。

 解像度は 1920 x 1080 と同じピクセル数になっています。

2.筆圧感知

 2機種とも筆圧感知に対応しています。

  • VAIO DUO 11 は、256段階。
  • Surface Pro は、1024段階。

 筆圧レベルを見ると 1024段階と『Surface Pro』が多いようです。

3.コネクタ関係

 コネクタは Surface ProUSB3.0Mini DisplayPort に対し、VAIO DUO 11 は以下を備えています。

  • 有線LANポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T × 1)
  • HDMI出力端子
  • USB3.0 x 2
  • ミニD-Sub 15ピン × 1

4.付加価値

 Surface Pro はMicrosoft製タブレットですが、Windows はOSを販売するスタイルであるため、Google の Nexus シリーズのようにOS提供者の特権で『Surface』シリーズだけを先に最新版へアップデートするといったことができません。しかし、Microsoft製オフィスソフト「Office Home & Business 2013」を標準搭載という付加価値をつけています。

 VAIO DUO 11nasne や Xperia Z などとの連携に強く、スライド式のキーボードは標準搭載であるというメリットもあります。オーディオ関係では、デジタルノイズキャンセリング機能や音量増強技術「xLOUD」、「Dolby Home Theater v4」を搭載。

5.販売価格

 以下、2013年5月30日時点の販売価格を調べた情報です。

 Surface Pro 128GBモデルと同等スペックのVAIO DUO 11 である「SVD11219CJB」が価格コムでは113,000円となっています。

 Surface Pro 128GBモデルは本体のみで 99,800円、別売りのタイプカバーが 10,980円。総額 110,780円となります。

比較した感想

 映像や音響への機能 や コネクタが多く外部アクセサリーとの連携がしやすい VAIO DUO 11 か、Office搭載で筆圧感知1024段階、カバー型キーボード、背面スタンドなどによりタブレットスタイルを保ったシンプルな Surface Pro か。

 用途を考えて1インチのサイズ差と重量を重視して選ぶのも良いかもしれません。重量は1.3kg / 907g で Surface Pro が軽く、モバイル用途であれば Surface Pro 。入力メインでモバイルにも使いたいなら VAIO DUO 11 とも言えそうです。

Source : Surface Pro (仕様)VAIO DUO 11 (仕様)

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