Windows 11が折り畳みPC対応を強化へ
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Windows 11の最新レポートによるとタブレットPC状態を検知するとUIが変化し、その操作性を向上させる取り組みが行われているという。
とくに来年リリースされるMoment 3アップデートではシングルスクリーンとデュアルスクリーンのフォームファクター向けに準備、新しい製品カテゴリに適応する最初のコードになると見られている。
Windows 11搭載の折り畳みPC強化へ
Windows Centralは最近のレポートで、MicrosoftがWindows 11 (22H2)に関して社内で「Moments」と呼ばれる取り組みを開始しており、継続的な革新を掲げ、数ヶ月ごとに新機能をリリースする計画していると伝えた。
Moment 2アップデート
次回のWindows 11更新プログラムは2023年2月または3月にリリースされる予定で「Moment 2」と呼ばれるアップデート内容は以下のとおり。
- タブレットモードのタスクバー
- システム トレイの更新
- その他の検索バー オプション
- 設定でのエネルギーの推奨事項
- タスクマネージャーで検索
- 全画面ウィジェットパネル
- クイック設定のスタジオ エフェクト
- 音声アクセスの機能強化
上記の中でもタスクバーとシステムトレイに関する機能は重要で、Windows 10Xで導入された最小化されたタスクバーインターフェイスが用いられるという。
具体的にはWindowsがタッチスクリーンを検知、さらにキーボードとマウスの接続がないことを検出するとWindowsがタスクバーを最小化するという機能。
ユーザーはタスクバーを上にスワイプすることでピン留めしたアプリや実行中のアプリにアクセスできる。
システムトレイはコードが一から書き直されたとしており、Windows 11が持つインターフェイスの中でも一貫性のある状態になるとしている。
Moment 3アップデート以降
Microsoftが2022年5月から6月にかけて3回目のMomentsとなる「Moment 3」アップデートを計画していると続ける。
その内容はMoment 2へ新機能が投入される状況やバグ・不具合の量によって変わるためボヤけてしまうが、少なくともシングルスクリーンとデュアルスクリーンの両方に対して改善することに注力しているようだ。
Moment 4については2023年9月〜10月に実施されると見られている。
同メディアは、Microsoftが2023年を通したMomentsアップデートで、Windows 11において新しい端末へ対応するとともに一貫性のあるデザインを従来のインターフェイスを維持しながら更新することだと伝えた。
そして、従来のWindowsアップデートでは年に1回、多くても2回しか新機能がリリースされなかったことから数ヶ月ごとに新機能を投入するMomentsアップデートは大きな変化だとしている。
Source:Windows Central