理想の寝袋はベンチコート説、注文編
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
これまでネタのような人型の寝袋から始まり、ロゴスの封筒型、手を出せるマミー型へと寝袋を渡り歩いてきた。
そうして先日ジャケットとシュラフを一体化させた「DOD ジャケシュラ2」(Amazonへ)という製品を知り、それを手持ちのマミー型の寝袋でマネて実用的なのか試したところ「ロングコート系はありかも」と意識が変わった。
ちなみにマミー型でスタンディグデスク・ワークをしたところ暖房は不要、汗ばむほど暑かった。
ただ、「決して見ないように」と念を押した鶴の気持ちはわかった。(いや違う)
そうして調べ回った結果、下図にあるアンダーアーマーのベンチコートが現状での最適解と判断して注文した。
このベンチコートを入手することで私は以下のモノを卒業できる。
上記4つとも屋内では場所をとるため、これがベンチコート1枚に替わったときのスッキリ感は凄まじいのではないかと期待している。
(後日、この記事を振り返るのも怖いけれど)
もちろん全てのベンチコートが寝袋に適しているわけではない。
この記事ではベンチコートの寝袋化で注意したポイントを記録していく。
理想の寝袋はベンチコート説
はじめのころはダウンの入ったモッズコートがいいなとデザインを求めたりしたが、根本的な問題として次のポイントを考慮する必要があった。
寝袋用ベンチコートに必要な性能
- 軽さ
- 防寒性
- 洗濯のしやすさ
- 見た目(近所のスーパーに行ける程度)
(1)本体の軽さ
モッズコートやジャケシュラ2のように装飾やコットン生地で焚き火に対応するといった機能を追加するほど重くなる。
しかし、暖かさ(上記2)を求めてダウン・羽毛を入れると洗濯でダマになる問題(3)が発生する。
かといって、都度クリーニングを外注という手間とランニングコストは避けたい。
そうなるとボア型よりも軽い化繊タイプに絞られてくる。
それにはアンダーアーマーが対応していた。
(2)防寒性能
子どものサッカー観戦などに用いられるほどジッとしていても温かいベンチコート、ちょっとした寝袋と変わらない防寒性能を備えているようだ。
今回注文したアイテムの説明欄を見ると「COLDGEAR ARMOUR(コールドギア アーマー):高密度なマイクロファイバー糸を使用し、暖かさと快適さを両立。高い吸汗速乾性で汗冷えを防ぐ。」という記載があった。
人は寝ている時に大量の汗をかくため、少なくとも3日に1回は寝具を丸洗いしたい。そこへ「高い吸汗速乾性」というワードは嬉しい。
次に足元の対策としてはジャケシュラ2のように内側へファスナーを縫い付けることも検討したが、極寒時の対策も兼ねて極小の春向けシュラフを用意すれば良いと思った。
そのため、ベンチコート+春用シュラフは次のような感じで使い回すことになる。
- 春:春用シュラフを寝袋に
- 夏:春用シュラフを寝袋に
- 秋:春用シュラフ、状況に応じてベンチコートを追加
- 冬:ベンチコート+春用シュラフ、外出もベンチコート
(3)洗濯のしやすさ
一般的にベンチコートはボア型とダウン型があるようで、ボア型は洗濯しやすいものの防寒性が劣り、かつ重いという。
ダウン型は羽毛なので軽くて温かいが、洗濯するとダマになる。
過去に洗った際はドラム洗濯機の乾燥モードでもダマは解消されず、手作業で羽毛を広げる作業が必要だった。
アンダーアーマーはコールドギアという化繊ダウン、温かくて軽く、乾燥も早いらしい。
ネットで調べ回ったところ、1つのショップがタグを掲載していてドラム洗濯機の「乾燥処理記号:タンブル乾燥(310番)」のマークを確認できた。
なんと「低い温度でのタンブル乾燥ができる(排気温度上限60 ℃)」に対応。
つまり、自宅のドラム乾燥洗濯機でフルオート洗浄が行える。
寝汗でベットマットやベットの下はカビでいっぱいという情報から寝袋への旅がはじまったが、ベンチコートは寝袋の3分の1ほどのサイズなので洋服感覚で洗濯・乾燥できるのが素晴らしい。
撥水加工については状況に応じて撥水スプレーで復活させていくことにする。
(4)見た目
これもベンチコートは問題にならない。
スポーティなこともあってか、ベンチコートで旅行に出かける様子を俳優・女優がインスタにアップするくらいなので「ダサい」という人は少ないと思う。
数日前を見ると2月22日に足立梨花さんがTwitterでベンチコートを新調したと画像(Twitterへ)を投稿されていた。
ただ注意すべき点もある。
- メンズ向け:着膨れしたようなオジサンっぽいデザインが多い
- レディース向け:くびれすぎて寝袋として機能しない形状もある
- デザイン:同じアンダーアーマーでもロゴや文字が目立つ製品もある
上記を踏まえてシンプルなロゴもメーカー名も目立たないベンチコートで、かつレディースでくびれていないストレート型を選んだ。
同じアンダーアーマーでも下図(楽天ショップへのリンクになっているので注意)のようなデザインもある。
上図はメンズということもあり、背中に野暮ったさのような膨らみを感じる。
また、フードの主張が激しいのも辛い。
次に下図が今回オーダーしたベンチコート。
レディースながらメンズでも対応できるストレート形状、かつ大きいサイズが残っているのも有り難い。
また、メンズに比べて洋服の流通量が多いことからレディースは縫製が丁寧だったり、中綿を増やして暖かくしつつ値段を抑えられるという一般的な強みがある。
しかも上図のアイテムは海外向けなので大きめ&ファスナーが逆となっている。
つまり、メンズのファスナー仕様のようだ。
人気のベンチコートは2月下旬ということもあり売れ残りが少ないなか、ここまで機能性が高く、かつ個人的な条件を満たした洋服が残っていたのはレディースならではだと思う。
即決だった。
アンダーアーマーを選んだ理由
ミズノも化繊ダウンという情報はあった。
しかし、ショップによってダウンと掲載されているなど正確性にかけており、ガジェットのように個別の製品ページも見つからない。
それでも調べ回ったところ「化繊の速乾性」というメリットを謳っていないことから羽毛と判断した。本当は日本のメーカーを応援したいのだけれども。
アンダーアーマーは先ほど書いたとおり、速乾性に優れたコールドギアということでボアよりも軽く、ダウン並みに暖かく、そして洗濯しやすい。
寝袋に最適じゃないか。
しかも1万円前後と安く、ショップ独自の8倍ポイントアップを実施していたのも背中を押した。
極端な話をすれば薄着+ベンチコートで目覚めたら、そのまま近所のスーパーまで出かけられるだろう。
さらに寝る前の準備は必要になるが、ランニングステーションまで行ってベンチコートを預けてスロージョグもできそうだ。
今回は楽天39ショップのキャンペーン(ポイント還元は事前エントリーへ)を実施していること、アンダーアーマーが楽天に出店していることから直営店で注文した。
人型寝袋→封筒型寝袋→マミー型寝袋→ベンチコート。
やはりフリーザのようにミニマムに進化していくのだろうか。
アンダーアーマーから届き次第、ベンチコートのレビューをしていきたい。
前回の寝袋関連記事
→寝袋の下をキャンプマットからプレイマットへ、KaRaDaStyleを注文した話。
→今回注文したベンチコートはアンダーアーマー公式販売ページへ