UAベンチコート購入レビュー、寝袋になったか
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楽天のアンダーアーマー公式ストアで注文したベンチコートが午前10時ごろに到着。
- 【注文】2月23日(木)14時
- 【到着】2月25日(土)10時
土曜日に差し掛かるため発送日によっては月曜日も覚悟していたので助かった。
はじめに感想を書くと「外着、寝袋として問題なく使えそう」となる。
エアコンや石油ストーブが苦手という人には部屋着として来客の応対も可能だと思う。
この記事では、楽天レビューに投稿されていた袖丈の長さやレディースのために心配だった身幅、暖かさ、実際に着用、横になった感想をレポートしていく。
アンダーアーマー、ベンチコート購入レビュー
楽天のアンダーアーマーということで都内から発送されるのかと思っていたら福島県にある株式会社ドームから発送されていた。
同社はスポーツ関連事業を展開する日本の輸入製造販売会社。
なるほど、メーカーではないから発送が早かったのか。
ダンボールを開封すると下図の状態で入っていた。
ベンチコートの大きさから、それなりの重量をイメージしていたこともあって軽さに驚いた。
上図からも重さで潰れていないことがわかる。
マミー型寝袋で手を出してウルトラマンに出てくる怪獣のような格好でテストしたばかりだったので、この軽さに期待が高まる。
ダウン部分を確かめると、モンベルのダウンジャケットにあるようなフェザーではなく、クリスマスツリーに雪を真似て枝にのせるガーゼのような素材を想像させた。
羽毛に包まれているというより、ガーゼ・綿に包まれているような印象。
UAベンチコート、開封レビュー
完全に新品であることが紙の質感から伝わってくるタグを見ると、撥水加工とドライに保つということが説明されていた。
タグの後ろに映る外側の生地は一般的なダウンジャケットよりハリがあり、どちらかというとゴアテックス・ファブリックに近く感じた。
撥水加工により、そう感じるのかもしれない。
手触りはサラサラしていて、スポーツ用品でよくある大きい音は立てないもののシャカシャカ音はする。
私はダウンジャケットを着ていても気にしないタイプなので問題はない。
次に販売用のタグをチェック。
定価・希望小売価格は15,400円(税抜14000円)だったようだ。
レディース用のトレーニングウェアでサイズはLGというXLの1つしたというサイズ、身長は167〜171cmとなっている。
そして、最重要「洗濯タグ」。
ネットで1店舗だけが掲載していたタグと同じ表記で、ドラム洗濯乾燥機による乾燥が可能ということが確定した。
あとは着用して寝ることができたら、今日から寝袋をハンガーにかける生活へと突入する。
なお、製造はベトナムとなっていた。
フードの背面を見るとフランネル素材のような起毛した裏地になっていて、やんわりと温かい。
ここで過剰にボア素材を使っていないので軽量なのだろう。
実際に着用した感想
勝手に妄想していたベンチコートそのものだった。
よって、ベンチコートとして満点。
ちょうど3Dプリンターを使っていてフィラメントの焼ける匂いを解消するため、真冬の空気を入れているが寒くないので、テレワークで暖房を節約したいというニーズも満たしてくれると思う。
しかも、突然の荷物配達イベントが発生しても「今から出かけます感」を演出すれば不審に思われないだろう。
さらに嬉しいのは楽天レビューにあった「袖丈が短い」ということが、キーボード入力の妨げにならず個人的なニーズにあっていた。
ただ、先に試していたマミー型寝袋の使い勝手をそのままに薄型・軽量をイメージしていたこともあって、寝袋としては評価が難しい。
マミー型寝袋との比較
マミー型寝袋の良し悪しを挙げると次のようなところ。
- 【Good】寝袋だから手を内側に仕舞える(完全収納)
- 【Good】寝袋だから内側からファスナーで開閉できる
- 【Good】寝袋だから温かい、、、というか暑い
- 【Good】寝袋だから寝ている時は足元までカバーできる
- 【NG】ほとんど動けない
- 【NG】トイレやキッチンに行く時の寒暖差たるや(脱ぐので)
- 【NG】置いておく場所に困る(大きい)
- 【NG】来客時の対応に着ていけない
上記の項目についてUAベンチコートでは以下のようになった。
- 【NG】コートだから手を内側に仕舞えない(ポケットへ入れるので腕が固定)
- 【NG】コートだから内側のファスナー非対応、身幅も狭く腕は入らない
- 【Good】コートだから、ちょうど良い暖かさ
- 【NG】コートだから膝下スースー、別途カバーが必要
- 【Good】動きやすい!サッカー選手の気分
- 【Good】トイレやキッチンに行く時も温かい
- 【Good】ハンガーにかけられるので収納場所に困らない
- 【Good】来客時も着ていられる
やはり寝袋として開発されていないので仮眠するようなスタイルになってしまう。
それを避ける方法としては春用シュラフを1つ用意して熱を循環させることをイメージしている。
春用シュラフは洗濯しやすい化繊タイプを選んでも小さく収納できる。
ベンチコートと合わせてもロゴス寝袋やマミー型寝袋に比べ省スペース、かつ別々のアイテムなので収納場所にも困らないはずだ。
また、ベンチコートは風を通さない防風仕様で、湿度を適度に逃がしてくれるため着用から2時間が経過しても寝袋に比べサラッとしている。
薄いセーターの上にベンチコートを着て近所のスーパーへ出かけることも問題ないと思う。
この機動力は素晴らしい。
寝袋として使った感想
少し横になったところ、マミー型寝袋のように膝を曲げることで寒さを軽減できたのが意外だった。
また、風を通さない仕様と大きめのフードをかぶることで上半身の暖かさは満足できるレベルだった。
そうはいっても10度を下回るような環境では春用シュラフで覆う必要はありそうだ。
注意することがあるとすれば、手を自由に動かせるためスマートフォンなどを操作してしまうこと、すぐに起き上がって動けるため「睡眠」の意識が必要になることだと思う。
このまま問題がなければ、古くなったダウンジャケットと寝袋2つは卒業を迎える。
→今回レビューしたベンチコートはアンダーアーマー公式販売ページへ