古いKindleリーダーの脱獄に成功、LanguageBreakとは
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Amazon Kindle Kindle, root化
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アマゾンが販売する電子書籍リーダー”Kindle”シリーズ、この端末を脱獄(ジェイルブレイク)すると通常アクセスできないファイルや設定に触れたり、サードパーティ製のアプリをインストール、ロック画面を好きな壁紙に変更できたりする。
そんな自由を与えてくれるハックツールはFireOSと同じくFWアップデートで対策され、購入端末を自由に使いたいユーザーとAmazonの追いかけっこが続けられていた。
しかし、今回は2015年以前にリリースされた ほぼ全てのKindleを脱獄できるという新たなハックツールが公開された。
Kindleハック、LanguageBreakとは
mobilereadのフォーラムにおいてメンバーMarek氏は現地時間2023年10月27日、ファームウェアバージョン5.16.2.1.1以前を実行しているKindle電子書籍リーダーで脱獄(ジェイルブレイク)できる「LanguageBreak」をプレゼントすると投稿した。
そしてハックツールのダウンロード先と、実際に「LanguageBreak」をインストールする手順を細かく伝えた。
このハックツール「LanguageBreak」はgithubで公開され、誰でもダウンロードできる状態となっている。
「LanguageBreak」は脱獄前に工場出荷時の状態にリセットする必要があり、全ての個人データが消去される。そのため、実行前に必ずバックアップを作成するよう案内している。
また、全24のステップにはKindle端末をPCと接続してファイル転送する工程がある。全ての手順に目を通し、準備を整えてから作業したほうが良さそうだ。
なお、この投稿に対してFW 5.14.3.2のKindle第10世代で脱獄に成功したという喜びの返信があり、そこには同氏が最初に投稿したインストール手順とは異なる点が伝えられている。
他にもステップ14から16で行き詰まっているという相談もあり、経過を楽しめるユーザーならともかく結果を求めている場合は様子を見た方がよさそうだ。
ちなみにハックツール「LanguageBreak」は公開からまもないこともあり更新頻度が高く、最終アップデートは本日(2023年10月30日)となっていた。
もし「LanguageBreak」のインストールが上手く行かないときはバージョンを変えて試すとよいかもしれない。
Source : mobileread