iOS17で公式アプリストア以外からアプリをインストール可能に、サイドローディングか
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Appleのモバイル端末向けOS「iOS」が最新バージョンiOS17.1およびiOS17.2で公式アプリストア以外から非公開アプリのインストールが可能になっていると報告された。
この変化について、かねてより日本や欧州からアプリの入手経路をApp Storeに限定しないよう義務付ける動きに対応したとも伝えられている。
iOS17、サイドローディング可能に
日本時間2023年10月29日、アプリ開発者DYLAN氏は自身のSNSアカウントにおいて、iOS17.1と17.2においてAirDrop経由でIPAファイルを送信するとiOSアプリがインストールできたと報告した。
同氏は過去に開発した古いアプリをランダムに使用してテストを行ったところ、完全に動作しているようだと追記、それらのアプリはApp StoreやTestFlightに登録しておらず、有料の開発者アカウントで署名だけしている状態だという。
また、開発者モードを有効にすることでiOS17.3でも動作したと報告した。
その後、iOS16.6でも試したようですがアプリはインストールできず、どうやらiOS17以降からサイドローディングが許可されているようだと伝えている。
Oh wow, on iOS 17.1 and 17.2 you can AirDrop an IPA to your iPhone and it will INSTALL!
October 29, 2023
I think this is the first time iOS has ever officially allowed sideloading? pic.twitter.com/Zn8344hRp1
この投稿に対して、同じようなことをしたもののインストールできなかったという報告や動作しないという返信があったほか、以前よりFinderやiTunes経由で同じことができたと主張する投稿があった。
これについてDYLAN氏は回答していたものの、多くの反響がありSNSアカウントを”ミュート”したため、明確な着地はされていない。
実際、同氏への返信を見ると「IPAってなんですか?」といった初歩的な質問などが多数の投稿が見受けられた。
今回の件について、大きな一歩と評価する声もあり、今後もサイドローディングへの期待が高まりそうだ。