8.4型「 iPlay 50 mini Pro NFE」購入レビュー、Widevineやベンチマーク結果

公開日: : 最終更新日:2023/12/27 CUBE ,

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Amazonで特価にて購入した8.4インチAndroidタブレット「 iPlay 50 mini Pro NFE」が昨日到着、開封から1日ほど使った感想を記録していく。

「 iPlay 50 mini Pro NFE」は、先日購入した8.4型「AvidPad A30」の軽さと、以前サンプル提供いただいたG99搭載12型「Blackview Tab18」のパワフルさを併せ持つ。実際に使っていて人気となるタブレットだなと思った。

「 iPlay 50 mini Pro NFE」購入レビュー

はじめは開封から行っていく。ALLDOCUBEのパッケージは記事冒頭にある白いパッケージとなっており、箱に角度をつけると中身がカタカタと音を立てていた。

最近の中華パッドはUSB電源アダプタさえホールドされた状態で発送されるので、古参の中国メーカーらしいなと懐かしさを覚えた。

パッケージ背面には技適マークが印字されており、オークションやフリマに出品しても運営に削除されることはなさそうだ。

蓋を外すと「 iPlay 50 mini Pro NFE」本体が登場。その下には専用スペースに収められた取扱説明書があった。

下段を見ると上図のように電源アダプタが袋が飛び出した状態で入っていた。収納袋にシールを貼らないのか、隣の白い箱に入っているはずなのでは、などと思うことはある。

上図左にある取説を開く。

日本語の箇所もあったが局所的で簡易的。AvidPad A30のように日本語オンリー、かつイラスト付きで丁寧な解説を見た後だから違和感になったのかもしれない。

古くから中華パッドを販売しているので手のぬき方を知っているとも言えそうだ。

白い小箱の蓋部分にはSIMピンを入れるための加工(上図左)が施されていた。しかし、実際には上図右のUSBケーブルと一緒にビニール袋へ入っている。

CUBE時代から雑な印象のあるメーカーなので驚きはしないが、相対的に新規参入のAvidPadの印象が高くなってしまう。

保護袋から外したタブレット本体。ご覧の通り保護フィルムが貼られている状態だった。

保護シートを剥がして保護フィルムを確認すると、PET素材で指紋はつきやすいものの気泡はなく、フロントカメラの位置も合っていて、とても綺麗に貼られていた。

さすが何年もタブレットを販売しているメーカー、手慣れたものだ。

先ほどから比較している8.4型「AvidPad A30」では気泡が入り、フロントカメラに干渉しそうなほどにズレていたので、CUBEは抑えるべきとこを知っているのかもしれない。

タブレット背面は金属筐体で高級感ある仕上がりとなっている。

背面の下部にはシールが貼られており、Model「CUL8JN」やMade in China、技適マークなどが印字されていた。

AvidPad A30はタブレット本体に直接印字していたので、シール式は残念に思ってしまう。

SIMスロットも金属製、後日povo2.0と楽天モバイルのSIMカードで通信チェックも行いたい。

電源ボタンと音量ボタンもまた金属製。

アウトカメラは数ミリ程度はみだしている。そのため、別途保護カバーなどを購入した方が小傷の防止になりそうだ。

電源を入れるとAvidPadやBlackviewなどと同じ金魚のような壁紙が表示された。

AndroidセットアップではSIMカードやWiFi情報を登録せず完全オフライン、つまりアップデートを行わない出荷状態で起動している。

完全な出荷状態で内蔵ストレージを見ると、システム8.4GB、アプリ6.4GBなど合計15GBの使用済み領域があった。

Widevine L1チェックなど

ここでWiFiに接続してGoogleアカウントを登録、Google PlayストアからWidevine L1かどうかを確認すべくDRM Infoをダウンロードした。

しかし、上図左にあるようなダイアログが表示され、インストールできなかった。

仕方がないので、Widevineが表示できる類似アプリをインストール。その結果が上図右だ。見えにくいかもしれないが「L1」を確認、これでアマプラなどが高画質で楽しめる。

ベンチマーク結果、ストレージ速度。

次にベンチマークアプリ「GeekBench 6.2.2」と、内部ストレージの読み書き速度を測定するアプリ「Cross Platfrom Disk Test」をインストール。

その結果は下図のとおり。

GeekBenchはシングルコア=712、マルチコア=1880という結果となった。

ディスク読み書き速度は書き込み393.99MB/s、読み込み571.44MB/sに。

一方、eMMCのAvidPad A30は書き込み103MB/s、読み込み67MB/sだったことから4倍ほどの速度差となる。

SoCとRAMに比べて圧倒的に速度が遅く、体感速度を著しく低下させるボトルネックであるストレージ。さすがUFSストレージといったところだろう。

その他、実際に使った感想。

別の記事で改めて書く予定だが、同じ8.4インチであっても「AvidPad A30」との違いは外観、処理速度でも違いを感じることができた。

MediaTek Helio G99+UFSストレージ搭載というだけあって「 iPlay 50 mini Pro NFE」はアプリの立ち上がりが早い。本レビューで「AvidPad A30」と交互にアプリを確認する際に体感速度の違いを思い知らせらた。

これは原神などのゲームをしない限り体感速度は変わらない。そう思っていた私を感嘆させた。

一方、システム情報アプリを見た限り「AvidPad A30」最大の強みである国産衛星「みちびき」は対応していなかった。

そのため、A-GPS+みちびきを使いたいなら割安な「AvidPad A30」もありだ。

【関連記事】
AvidPad A30購入レビュー 03 | 日本国産の衛星「みちびき」対応か試した話

また前述の通り、パッケージや梱包、取説の内容などはAvidPadの方が日本向けに注力されている印象を受けた。

しかし、それを覆すほどのG99+UFSストレージ+物理RAM8GBは強力。

プライム動画も高画質で視聴できた。2023年12月時点の8インチは「 iPlay 50 mini Pro NFE」を購入しておけば大抵のニーズを満たせる製品と言えそうだ。

Widevineを買収したGoogleのおかげというわけではないが、YouTube動画はデジタルコンテンツ保護の対象ではないため高画質で動画視聴を楽しめる。そのため「YouTubeばかり観ている」のならL3の無印「 iPlay 50 mini Pro」や「AvidPad A30」で十分かもしれない。

ただOSやアプリの立ち上がりを見る限りG99搭載の「 iPlay 50 mini Pro NFE」を体験してしまうと遅く感じるだろう。少なくとも私は感じた。

バッテリーの持ち具合といったことは1日程度ではわからないので、「AvidPad A30」と並べた筐体の違いなども含め、後日レビューしたい。

「 iPlay 50 mini Pro NFE」は満足できるタブレット、せっかくなので保護ケースも購入したいと思う。

価格・セール情報

iPlay50 Mini Pro NFEは新発売セールを実施しており、12月26日からは定価26999円ー6000円OFFクーポンー極秘コード”MINIPRONFE26”=5%OFFで、最終価格は19649円にて購入できる。

なお、私はAmazon販売ページに掲載さっれているCUBE専用保護ケース50%OFFクーポンを使っておけばよかったと後悔している。

極秘コードの有効期限は12月26日0時~12月29日23時59分まで。

→最新の在庫状況やレビュー、5つのメーカー動画などはAmazon販売ページ

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