Fireタブレットをハック「Fire Toolbox V33.0」リリース、新たな4つのサブツールが追加
公開日:
:
Amazon Kindle Fire, Fire HD 10, FireToolbox
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
アマゾンジャパンが販売しているFireタブレット・シリーズを快適に使うべく、Google Playストアのインストールや不要なアプリの停止といったハックを一括で行えるツール「Fire Toolbox」。その最新バージョンV33.0が公開された。
今回は新たに4つのサブツールが投入されている。
「Fire Toolbox V33.0」リリース
XDAアカウント”Datastream33”氏は現地時間2023年12月20日、「Fire Toolbox V33.0」の公開とともに新機能についてメッセージを投稿した。
同氏は「Fire Toolbox」でシステムアプリの一覧を表示する機能について、コードを見直しているうちに「どうしても改善したくなった」として、全システムアプリの管理画面に新機能を追加したと伝えた。
新しいサブツールについては次のような機能としている。
- APK摘出
- アプリ情報
- 権限の管理・表示
- 強制停止
上から順にAPKファイルを摘出する機能、システムアプリに関する詳細(ファイルサイズ、キャッシュサイズ、バッテリー消費時間やバッググランドで送信されたデータetc)、アプリ権限については全てを切り替えることはでえきないものの可能なアプリを最初に配置したとのこと。最後はアプリのプロセスを強制終了する機能。
それぞれの機能は下図にある番号の位置へ設けられた。
このサブツールは”非常に強力”としており、パッケージ状態のシステムバックアップ作成を推奨している。
次にユーザー管理画面も完全に刷新したとしている。
従来のユーザーに対して作成、削除、切り替えといったタブが削除され、各タブの内容がウィンドウ自体に統合された。
ユーザー作成のオプションについては、管理者・制限付きアカウント・一時アカウント・ゲストの4つが用意された。
さらにユーザー管理画面では、ユーザー一覧がリスト化され、削除アイコンと切り替えアイコンが用意され操作性が向上したという。
他には設定データベース内の特定キーを変更・削除しやすくするためにV33.0から検索機能が追加されたこと、システムバックアップUIの変更などがある。
これは後ほど別記事で取り上げるが、Fireタブレットは1月3日から初売りセールへ向けて対象機種のセール価格を事前公開(特設ページへ)している。
Source:XDA