1年前の200W折りたたみソーラーパネルは現在、発電量に違い|追跡レポート
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
2023年6月、EBL社よりポータブル電源「EBL MP1000」とともに200Wの4つ折りソーラーパネルを提供(最初の記事へ)いただいた。
バッテリーだけでなく一緒に送られてきたソーラーパネルも優秀で、これまで定期的にレポート記事を書いてきた(EBL記事一覧へ)が、ここにきて大きな変化を迎えている。
1年前の折りたたみソーラーパネルは現在。
先日からブログ内で書いている通り、私は限界別荘地へ移住した。
近隣を見回すと建物が建てられなかったままの区画には草木が生い茂り、別荘の土地というより雑木林といった印象を受ける。
その木々が電線よりも高い位置まで伸びているためか、定期的に停電が発生する。停電といっても1分程度だが5月下旬から7月27日までに3回ほど経験した。
そんな短時間の停電でも困る理由がある。それは夕方にもなるとメインの私道を除いて電柱灯がなく、漆黒の闇が広がること。木々から微かに覗く月明かりは頼りなく、荒れた私道までは照らせない。
それくらい「闇」が身近にある世界。
ポータブル電源は”もしもの備え”ではなく日常に必要な備えとなった。
だからソーラーパネルの価値は最大まで高まっている。
先日のプライムデーでは12.8V/100Ah(1280Wh)のGOLDEMATE製リン酸鉄バッテリーが過去最安を叩き出したので2つ購入した。
この2台あわせて2560Whというバッテリーに、400Wソーラーパネルを繋げようと現在は品定めをしている。
それと並行して現在稼働中の200Wの4つ折りソーラーパネルで配線テストを行おうとした。
この時になってようやく異変に気付く。
少し前まで晴天であれば130WはINPUTされていたところが半分程度になっている。
暑さでソーラーパネルがやられたのかと思ったが、限界別荘地は高原にあり気温は7月に入っても最高27度程度、室内なら17〜21度と寒いくらいだ。
この日も130Wの時と同じような天候と気温だった。それなのに半分の発電量。これはおかしい。枯葉が覆っているのかと脚立を持ち出して簡易設置した場所を覗いた。
とくに枯葉は見当たらない。
しかし、よくみるとパネルが平らではなくなっていた。
フレキブルパネルとか折りたたみパネル、ポータブルパネルといった薄型ソーラーパネルを常設すること自体が間違いなのだろう。だけど、太陽を浴びるのが仕事のデバイスでもある。
パネル表面に触れると結構な熱を持っていた。
常設用のソーラーパネルは200Wタイプ1枚あたり重さ12kg前後ほど、あれくらい頑丈ではなければそってしまうのだろう。
フラットでなくなったことが発電効率を落としているのなら折りたたみ部分をアルミフレーム等で加工すれば復活するかもしれない。
その代償としてポータブルではなくなるが、現状の曲がったままであればどのみち折り畳めないのだから問題はないだろう。
軽キャンをDIYして、その屋根に200Wソーラーパネルを2枚設置する計画をしていた。その際に軽量化を目的に薄いフレキシブルタイプを検討していたが耐久性を考慮すれば常設用という選択になりそうだ。
(編集後記)
GOLDEMATE製リン酸鉄バッテリー(12.8V/100Ah)がプライムデーで底値だったと書いたが、2024/07/27時点でタイムセール特価28,799円、これは購入額と同じ。まぁ別途ポイントアップキャンペーンがあったのでプライムデーのほうがかろうじて安いのだけれど、微妙な気持ちになる。
レビューも順調に増えて100件となっていた。
この値段ならあと2台追加して5KWにしようかと検討している。私は1日0.6KWしか消費しないため、それくらいあれば蓄電池として申し分ない。
なお、ここ最近バッテリー価格が下落しているのはリン酸鉄ではないリチウムイオンバッテリーの発火ニュースが原因かと思われる。
→実際に購入したバッテリーはAmazon販売ページへ