【2024年9月】タフネス携帯こそドラレコの最適解か(アプリ探し編)
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Android アプリ Blackview, Blackview N6000SE, ドラレコ, 製品レビュー
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先日、軽トラックを購入した。
ハイゼットトラックジャンボという車種で、通常のハイゼットトラックに軽乗用車の基本装備と余裕ある室内空間があり、その代償として荷台スペースが減っている特徴を持つ。
商用車ながら車検2年だったり、5MTなら修理代が安かったり、10年落ちなので任意保険で高額になる車体保険を入れずに済むほか、リフォーム材料の運搬から軽キャン化のベースにまで多目的で使える。
今回は割安で入手したこともあってドラレコを装備していない。
そこでスマートフォンの代用を考えた。
しかし、車内の高温に耐えられなかったり、事故の衝撃で故障して証拠として使えないという否定的な声があった。
————・・・ん? もしかしてタフネススマートフォンなら大丈夫なのでは?
タフネス筐体で高温の車内に置いても問題なく、かつ小さくてカメラ画素数も前面8MP/背面13MPと格安ドラレコや低価格な監視カメラで好評の500万画素を上回っている4.3インチ「Blackview N6000SE」をチョイス。
このサイズならダッシュボードやバックミラーの背面に取り付けても目立たない。
タフネス携帯にドラレコアプリを!!
少し前は損保ジャパン日本興亜が提供するドライブレコーダーアプリ「Safety Sight」もあったが高性能になる自動車の機能に合わなくなり提供終了となってしまった。
本命ともいえるドラレコアプリを失ってしまったが、調べてみると長年愛用しているという無料のアプリも見つかった。他にもYouTubeへ自動アップロードするといったバックアップ機能があるなど魅力的なアプリも。
はじめに共通仕様として基本的な条件を設定している。
- GPSサポート(速度表示)
- タイムスタンプとジオタグ(位置情報)の付与
- 夜間撮影の対応
そんなドラレコアプリを見ていきたい。
【1】DailyRoads Voyager
自動車向けドライブレコーダー専用アプリとして2009年にリリースされたアプリ。
ドラレコアプリを探すと意外なことにカーナビの付加機能だったり、監視カメラアプリのなかにある1つとして提供されていることも少なくない。そんななかでドラレコの機能に重点を置いた「DailyRoads Voyager」はユーザーからの評価も高い。
ポイントが高いのはSDカード容量上限に達した時に「自動上書き設定」機能が動作するところ。これにより映像データの管理をする手間が省ける。
また、有料のPro版(¥99~¥800/アイテム)では広告なし、使用カメラの選択、Dropboxやカスタムサーバーへのアップロード、起動直後の自動起動に対応する。
レビューでは長年愛用しているという声がチラホラ。ほかにも監視カメラとして使っているというユーザーもいた。
2024年9月時点では有力候補となりそうなドラレコアプリだ。
→レビューとアプリ画面の詳細はGoogle Playへ
【2】AutoBoy Dash Cam – ブラックボックス
日本語対応で外部メモリへの保存とYouTubeへのアップアップ機能を備えたドラレコアプリ。
レビューをみると解像度や動作停止といった不満の声が目立つ、長く愛用しているというユーザーの投稿は少ない印象。
とはいえ、YouTubeにアップロードしてバックアップできるのは価値がある。Amazonで販売している監視カメラもクラウドではなくYouTubeに保存してくれたら良いのにと思うがサブスクで継続的な収益を得たいのだから仕方がないのだろう。
→最新のレビューやアプリ画像はGoogle Playへ
【3】AutoGuard Dash Cam – Blackbox
こちらはバックグラウンド録画がPro版で使える高評価のドラレコアプリ。
YouTubeへのアップロード保存、地図の同時表示、Bluetoothデバイス接続により自動録画支援、3DのGoogleマップをトレース表示といった機能がある。
Pro版のアプリ内課金は420円(2024/09/01時点)。
レビューをみると発熱についての言及を見かける。それに対して開発チームからバックグラウンド機能を利用することで電力を節約できると回答されている。たしかに画面OFFにできるし、Android OSの機能も最小限に制限されることから納得の回答だ。ただ「AutoGuard Dash Cam – Blackbox」ではバックグラウンド機能は有料となっている。
そうなると無料でバックグラウンド機能を備えているドラレコアプリは強いということに。ちなみにレビューをみると初期の頃はバックグラウンド機能が無料だったようだ。
他のレビューでは格安ドラレコ(実機)にあるノイズが入らないのも良いという声もあった。
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【4】Droid Dashcam DVR
ダウンロード数100万超え、これまでのドラレコアプリは多くても1万ダウンロードだったことから多くの端末にインストールされていることがわかる。
それが世界規模なのか、日本なのかは不明。それでもインストール数が多いというのはネット情報の多さが期待できそうだ。
まず高評価ポイントとしてはバックグラウンド機能が無料。さらにループ録画も標準装備。スマートフォンの立ち上げで自動起動もサポートしている。
ほかにも衝撃検出時の録画映像が自動ロック、昼夜の録画モードが自動変更。前後カメラの切り替えも選択可能(一部端末のみ対応)。
アプリ内課金は¥100~¥1,180/アイテムという範囲。
→最新レビューやアプリ画面はGoogle Playへ
ドラレコアプリを探した感想
今回はタフネス筐体ということでiPhoneは対象外とした。
先日ハイゼットジャンボの納車で山を降りたところ台風10号が近づいて曇り空で定期的にスコールのような雨が降るという状況なのにエアコンを付けないと危険を感じるくらい車内が高温になった。
その際、手持ちのiPhone15とPixel7aは高温アラートがついて機能停止状態に。限界別荘地でライトダウンジャケットを着込んでいるという状況からすると驚きだ。
そんなこともあってiPhoneは対象外とした。
◇◆◇
色々とアプリを見ていて驚いたのがメインのスマートフォンを使ってドラレコとして機能させていること。それゆえに各アプリのレビューで「電話がかかってきたら落ちた」であったり、「通知が入ると動作が不安定に」といった低評価を付けた投稿があった。
今回はタフネス筐体のスマートフォンを録画専用にするので、こういった問題とは無縁だ。
もし、余っている古いスマートフォンがあれば最新のメインスマートフォンを使わずに、そちらを専用ドラレコとして使った方が快適になるかもしれない。
またAmazonで販売されている格安ドラレコと比較する投稿もあり、ノイズが入るとか熱暴走で止まるといったことからアプリと大きく変わらないのではないかと思えるところもあった。
そんなことを踏まえて、これまで見てきたアプリの中からダウンロード数100万超えの「Droid Dashcam DVR」をインストール。
アプリを起動すると初期状態から日本語表示、それも不自然な日本語ではない。カメラ選択やバックグラウンド録画設定もPro版への案内に移行することなく行えた。
10年落ちの軽トラックに車体保険の時価保険はおりないし、任意保険のベース部分は全て無制限に設定、そこへ弁護士特約もつけているので万が一の時でも安心。自分はゴールド免許ドライバーで無事故無違反だが、それでも一方的に反対車線からの特攻、逆走の可能性だってある。勝手に突っ込んできて「家族を失った」などと言われては困る。やはり簡易的なドラレコは必要だと思う。
とりあえず、少し使った感想を後日レポートしたい。