プロ向けヘアアイロン「Nobby NBS501」購入レビュー、直毛の悩み解決と機種選び

公開日: : 周辺機器

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

髪の毛にまつわる悩みというのは尽きない。

我が家系的には毛量が多く、白髪になる確率が高いらしい。髪質は太くまっすぐな直毛。私としては自分の性格と同じように捻じ曲がっていたら遊びがいもあったのだが仕方がない。

このド直毛は中学時代から悩みの種だった。髪の毛が少しでも伸びれば目にかかり、毛量も多いので数ヶ月もカットしていないかのように見えてしまう。髪を束ねようにも極太が影響しているのかヘアゴムはスルスルと外れる。苦肉の策としてヘアピンで視界を確保していた。

ヘアピンをすると前髪がペタンと潰れるし、持ち上げても変な角度に癖がつく、どう転がって良い方向に進まない。パーマをかけたこともあったがド直毛の前では半月ももたず、ファイバー系ワックスや固めるスプレーを使えば消費量の多さとシャンプーの大変さに苦しむ。

そういった学生時代や社会人生活のころに苦労した問題が、2度目に購入したヘアアイロンで解決できた。

ヘアアイロンであれば、どの機種を選んでも似たような結果が得られるわけではなかった。

私は数年前にひっそりとサロニアの格安ヘアアイロンを購入したが、使いこなせずメルカリで処分してしまっている。今回はひょんなことから知った「Nobby NBS501」が良かったのでレビューしていく。

「Nobby NBS501」購入レビュー

製品画像には「メンズもショートも、これ一本」と書かれていた。そのとおりだと思う。ヘアアイロン選びで重要なのはアイロン部の幅なのだろう。前に購入したサロニアは女性用というか幅広タイプでロングヘアとか癖っ毛を直毛にするといった用途にあっているという。

今回の「Nobby NBS501」は幅15mmのスリムプレート。

もちろんサロニアをはじめ格安モデルもあったのだが、テスコムが展開するプロ向け(美容室向け)のNobbyシリーズが持つ耐久性や機能が気に入った。たとえば次のような内容だ。

  • 両面フロートプレート構造(キャッチ性能が大幅UP)
  • アイロン部の滑りが良い
  • 耐熱フェルト(生え際や根本もヤケドしにくい→ショート・メンズ向き)
  • ロックリング(開き具合を調整可能)
  • 温度推移表示機能
  • 温度メモリー機能
  • 温度到達を音で通知

ヘアアイロンとしては標準的な温度幅(60~200℃))で主に145〜160度あたりで使うことになるが温度メモリー機能があるので便利だと思った。

「Nobby NBS501」は耐熱フェルトでアイロン背面に触れてもヤケドしない。プロ向けだからなのかはわからないが格安モデルにはない機能で便利だと思った。意外とアイロン付近を持ってしまうので重宝する。

美容師YouTuberが語っていたがNobbyシリーズのアイロンプレートは耐久性が高いらしく「Nobby NBS501」の半額以下で他社製ヘアアイロンを安く購入しても耐久性が3分の1くらいということもあるという。しかもプロ向けで3万円を超えるNobbyシリーズの中でも何故か最近になって1万を大きく下回った状態で販売が続いている「Nobby NBS501」でも上位モデルと同等の品質を維持しているのだから安いうちに購入しなくてはと思った。

取扱説明書をみると消費電力は32Wと少ない。これなら気軽に朝にセットできる。

山奥の寒冷地に移住して人に会わないのにセットする必要があるのかと不思議に思うかもしれないが、誰かが来なくても部屋の掃除をするように自分のためにやっている。というか、直毛は少しでも髪が伸びると目にかかってしまい、運が悪いとモノモライになってしまう。それがヘアアイロンで前髪を外ハネにするだけで丸一日、髪の毛を避ける作業をしなくて良いのだ。もうこれだけで元が取れたといっていいくらい助かっている。

ちなみに前に購入した格安ヘアアイロンは温度表示機能がなく、プレートの滑りが悪い。さらにプレート幅が広いので外ハネが難しく、ベロンといった感じにしかなからなかった。

それに対して「Nobby NBS501」はクルンという感じになり、手櫛でちらすといい感じに落ち着く。これは幅広プレートで失敗を経験して「Nobby NBS501」でやり直した人にしかわからないかもしれないが「残念ヘア」と「無造作ヘア」くらいの大きな違いがあった。

Nobbyシリーズがプロ向けといわれる理由の1つが電源コードの長さだろう。先ほどの説明書にあるとおり3.0mもある。

さらに着脱しやすいようにプラグ部分には加工も施されていた。

実際に使ってみて長いケーブルは自宅でも便利だと感じた。身体の角度を変えることなく「Nobby NBS501」だけを動かせるので時短になる。

「Nobby NBS501」の魅力は温度表示に対応するディスプレイの存在ではないだろうか。このディスプレイはもちろん温度メモリーなど格安ヘアアイロンにはない。

ちなみに製品パッケージの中は上の写真みたいな状態になっていた。同梱品はヘアアイロン本体と取扱説明書の2つだけ。写真の手間に見えるのがヘアアイロン本体で中央にあるのは3.0mの電源ケーブル。

実際に使ってみた感想としては「想像した髪の流れが作りやすいヘアアイロン」という印象を受けた。サロニアのヘアアイロンは3000〜5000円くらいの格安モデルで女性や癖っ毛を直毛にする人が使うという幅広タイプだったから相性が合わなかっただけかもしれない。

「Nobby NBS501」は幅15mmとスリムなのとプレートが滑らかなのでイメージしていたサイドとフロントのアンダーを外ハネにしてトップ(頭頂部)を内巻きにしてふんわりして空気感を作るといった工程が想像以上に容易く感じた。160度という指定温度をキープしてくれているのもあるかもしれない。ヘアアイロンがかかりにくい箇所はスキバサミで軽くすればさらに動きをつけやすくなるだろう。

私のような「オジサン x 直毛」は髪の毛が伸びると只ひたすらに暗く見える。ヘアアイロンで前髪の内側・外ハネ+中間・ツイストで空気感と流れをつくれば所謂「無造作ヘア」が簡単にできた。若い頃のように髪の毛が脂っこくないので良い感じにパサついて何もつける必要はなかった。

サイドも内側を外ハネにして中間をツイスト、外側を内巻きにすれば雑誌に登場してくるようなヘアスタイルになった。なんだかオシャレになった感覚さえ覚えてしまう。こんな簡単なことだったのかと今更ながら驚いた。

寝起きは頭部の後ろがペタンとなってしまうので毎朝バックを頭頂部から順番に内巻きしていこうと思う。これで1日の絶壁ヘアが”ふんわりヘア”になる。思わず山奥の自宅から23キロほど離れたアウトレットモールへと行こうかなんてことを思ってしまった。きっと気分があがるというのはこういうことをいうのだろう。

艶を出すという意味でヘアオイルやワックスなども有効かと思う。私は人に会うわけではないので真っ直ぐ落ちてきて視界を遮らず、かつ耳や首にもかからないように外ハネできて、ガラスや鏡に見たときに「なんか無造作ヘアになってるw」という程度で十分だ。

これがやりたくてヘアアイロンを購入したのだが、プレート幅でこうも変わるとは思わなかった。もちろんプレートの滑らかさや温度キープ力などプロ仕様の効果も影響していると思う。まぁ2回目で成功したのは運が良かったのだろう。

「Nobby NBS501」の価格

テスコムのNobbyシリーズは美容師が推薦しているだけあって高額だ。彼らが推奨するモデルは3万円を超える。しかし、後発の「Nobby NBS501」は同等の機能を持ちながら幅15mmと小さいためか希望小売価格13,750円と安い。

しかも何故かAmazonや楽天では7300円前後で販売されている。私はアマゾンよりも安い楽天ショップで購入した。レビューはAmazonの方が圧倒的に多いので情報収集に使わせてもらった。ただ初期不良リスクや配達の速さなどはAmazonが良いだろう。その代わりAmazonの配送品質は恐ろしく低い。それもあって私は楽天ショップにしているけれども。

→レビュー412件や最新価格はAmazon販売ページ
→私が購入した楽天販売ページ

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑