ヘッドセット最上級のマイク搭載「ATH-M50xSTS-USB」注文、選んだ理由

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オーディオテクニカが全世界で売上250万本を超えたと謳うヘッドセット「AHT-M50x」をベースに、そこへスタジオレコーディングからライブステージ向けのマクロホン「AT20」シリーズの技術を融合させたマイクを装備するという妥協しないヘッドセット「ATH-M50xSTS-USB」を注文した。

実はワイヤレスのピンマイクを購入したばかりなのだが、音質が残念だったり、意外と接続性が悪かったり、そもそも電池持ちが想定以下といったう三重苦で悶える日々を送っていた。

それを改善すべく「ATH-M50xSTS-USB」を注文、明日には届くようだ。

今回もAmazonが最も高額で、ついでヨドバシ、最安値は楽天に出店しているコジマだった。ちなみにAmazonはブラックフライデーが最安値だったらしく、その金額は22,000円らしい。今回の楽天コジマは特にセール期間ではなかったが、それよりも安く購入できた。それについても触れていく。

「ATH-M50xSTS-USB」注文、選んだ理由

まず強みを見ていきたい。

はじまりは「オーディオテクニカ ATH-M50x」というヘッドホンの大ヒット。定番中の定番とされ、ゲーム実況者などもマイクは別に使う前提でヘッドホンとして愛用していたようだ。

そんなATH-M50xにはいくつかの後継モデルが誕生した。その中から私はUSB-AとUSB-Cに対応し、新たに本格マイクを装備した「ATH-M50xSTS-USB」を選んだ。

この製品の主な特徴は次のとおり。

  • プロの現場で愛されてきた「ATH-M50xベース」の音質を継承
  • AT20シリーズ(メーカーの製品一覧ページへ)の高品質なエレクトリックコンデンサーマイクを搭載
  • USB接続でオーディオインターフェイス不要(XLRモデルも選べる)
  • イヤーパッドは密閉型と蒸れないメッシュ型を同梱

私はズボラなので据え置き型のマイクを購入したり、オーディオインターフェイスを購入して収録するたびにセットアップするのは避けたかった。キャンピングカーシェルの中でも気軽に動画撮影へ臨めるようにしたい。

そうなると「ヘッドセット」というマイク付きヘッドホン・イヤホンを選ぶことになる。

しかし、一般的にヘッドセットのマイクといえば「おまけ」でしかない。XLR対応やファンタム電源に接続するモデルも存在するが安くても4.5万円以上はした。かといって3.5mmや6mmサイズのイヤホンジャック対応モデルを聴き比べすると大抵は「音が篭る」もしくは「ノイズが多い」という結果だった。

OBSやら中間にノイキャンできるアプリ等を介すればよいという話もあるが、何かを通過するたびに劣化したり音量が下がってしまい最後のノーマライズといったミキシング作業の手間と音質低下の理由が増えてしまう。そうなると私のことだから収録から遠ざかるだろう。

ではヘッドセットの理想は何か? それを指折り数えてみると次のような条件を満たす製品となった。

  • USBケーブル一本で電源・音響・マイクが完成すること
  • 据え置きクラスのマイク性能
  • ナレーション録音時に動画データの音を耳で聴くことができるヘッドホン
  • オーディオインターフェイス同等の音質(聴く、撮る)を実現

そんなわがままを叶える製品が「ATH-M50xSTS-USB」だった。

「ATH-M50xSTS-USB」自体は少し古く、最新のソニーヘッドセットなども魅力的に思えたが、実際のマイク品質などを確認すると「オーディオテクニカ、すげぇ」となった。

先ほどから「ATH-M50xSTS-USB」という製品名を書いているがXLR版の「ATH-M50xSTS」も用意されていて定価も3,300円安く設定されている。しかし、USB接続ではないので別途オーディオインターフェイスが必要となり、少なくとも2万円ほどの追加出費が必要となる。デバイスが増えるのでデスク周りも散らかってしまう。

さらに言えばオーディオインターフェイス側の性能にも左右されてしまうので、ヘッドセットの性能に見合ったデバイスを準備すると最終的な出費は従来の4.5万円あたりまで金額が膨れ上がる。

そういった悩みがUSBモデルは不要、それが良かった。

◇「ATH-M50xSTS-USB」を超えるマイクを持つヘッドセットもあった話。

ちなみに、もう1つの候補として「Logicool G A50X」があった。

こちらは土台付きで約6万円という高額商品ながら(おそらく)唯一「ATH-M50xSTS-USB」のマイクを超えたヘッドセットだと思う。しかもワイヤレスなのが凄まじい。

ただ幾つもの問題があって、PC接続時にはUSBケーブル+電源ケーブルが必要だったりとオーディオインターフェイス並みに場所を取るほか、ワイヤレスなので長時間の使用には向かない。私は集中すると6時間とかBlenderやらプログラミングやらをしてしまう欠落した人間なので、こういった延々と使えないワイヤレスは充電ドック付きでも合わないと判断した。

ただ音質を聞く限り「Logicool G A50X」(レビュー75件の詳細はAmazon販売ページへ)はファンタム電源マイク同等だと思った。うーん、余裕があれば収録用に購入するかもしれない。

「ATH-M50xSTS-USB」を価格・安く買う方法

「ATH-M50xSTS-USB」はAmazonで27,000円(レビュー361件の詳細はAmazonへ)で販売されていた。相変わらずレビューが多いので情報収集に使わせてもらっている。XLRモデルは24,000円と3000円安いがUSBモデルと同等の音質を求めるなら別途オーディオインターフェイスが必要となる。普通のヘッドセットとして使うならイヤホンジャックに差すだけで良い。

次にAmazonより安いことが増えているヨドバシだが、USBモデルが25,200円(レビュー2件はヨドバシへ)だった。10%還元なので2520円相当が還ってくる。

ヨドバシのレビューは少ないが、そのうち1件が私と同じ用途で購入していた。こういった投稿はありがたい。

そして私が購入した楽天コジマは販売価格25,200円。ここまではヨドバシと同額だが、ポイント還元が4098円相当と高い。本当はお買い物マラソン中なら6000円相当まで獲得できたと思うが時間を買ったと思って先ほど注文した。

配送も本日の18時までに注文すれば明日の5月18日に届くという。限界別荘池へ移住してからAmazonが2日後の配達になることが増えていたので、Amazonよりも安く、遅い時間でも翌日に届くヨドバシと楽天ショップで購入する頻度が増えている。

余談だが楽天ポイントを預けておくポイントなんちゃらに登録しておいたら2ヶ月ほどで3000円分くらい増えていたのだが、これを使っていいのだろうか。なんか危険な匂いがするので放置している。

ちなみに「ATH-M50xSTS-USB」に付属するイヤーパッドが消耗した場合、別売りでイヤーパッドが購入できるようになっていた。私が調査した発売当時の情報(2年前)ではレビュワーの多くがイヤーパッドの個別販売を希望していた。それを受けて追加発売されたのだろう。

そういうアフターフォローからSHUREやゼンハイザーといった海外メーカーのマイクではなくオーディオテクニカにしたいと思った。ちなみに2社の製品は持っていて、1つは「SHURE SE846」(レビュー記事へ)というイヤホン。もう1つはゼンハイザーの一眼レフに装着できるガンマイクだ。

どちらも10万円と6万円という割高なハイスペック製品で、それを組み合わせると良い音質でモニタリングとレコーディングが行えるはずだ。しかし、私は手軽さから「ATH-M50xSTS-USB」を注文した。それくらい収録スピードを加速したいと思っている。

→実際に注文した製品は楽天コジマの販売ページ

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