プライムデー先行セールで早くも「iPad (A16)」が目玉商品に、旧モデルとの違いを振り返る

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Appleが2025年3月にリリースしたばかりの最新無印iPadが早くもプライムで先行セールにて目玉商品となった。

このモデルは、Appleが新製品発表のイベントを行わず、サイレントアップデートしているが、マイナーアップグレードながら、堅実な進化を遂げていると言うことを以前の記事で確認している。

そんなiPadA16が、今回は一気に12%オフということで、購入すべきか検討していきたい。

早くも「iPad (A16)」が目玉商品に、旧モデルとの違いを振り返る

はじめに比較表を見ていきたい。

項目 iPad(第10世代 A14) iPad(11インチ A16)
チップ A14 Bionic(6コアCPU, 4コアGPU) A16 Bionic(5コアCPU, 4コアGPU)
ディスプレイ 10.9″ Liquid Retina, 2360×1640, 500ニト 11″ Liquid Retina(同仕様)
サイズ・重量 248.6×179.5×7 mm・477 g(Wi‑Fi) 同一
ストレージ 64GB/256GB 128GB/256GB/512GB
前面カメラ 12MP Center Stage, HDR‑3 12MP Center Stage, HDR‑4
ワイヤレス Wi‑Fi 6, Bluetooth 5.2, Cellular 5G/LTE Wi‑Fi 6, Bluetooth 5.3, Cellular 5G/LTE
Apple Pencil対応 USB‑C版/第1世代(要アダプタ) USB‑C版/第1世代(要アダプタ)
Apple Intelligence対応 非対応 非対応
バッテリー時間 最大10時間 最大10時間
Apple Store価格(Wi‑Fi最小構成) 64GB 68,800円(2022年10月当時) 128GB 58,800円
Apple Store価格(Wi‑Fi+Cellular) 64GB 約92,800円(2022年10月当時) 128GB 84,800円

◇◆◇

主な比較ポイント

Apple Pencilは対応だがProや磁気充電には非対応

iPad(A16)でもUSB‑C版および第1世代Apple Pencilに引き続き対応している。

しかし、Apple Pencil Proや磁気吸着・ワイヤレス充電には非対応。旧第10世代と同様、USB‑C経由でのペアリングと充電が必要で、サイドマグネットによる保管は可能となっている。

実用面は維持されているものの、最新アクセサリの利用を求めるユーザーには物足りない仕様といえそうだ。

Apple Intelligence(AI機能)は非対応

A16搭載の11インチiPadは、RAMが6GBとApple Intelligenceの最低要件である8GBを下回るため、iPadOS 18に搭載されたAI機能群には対応していない。

公式比較ページでもApple Intelligence非対応と明記されており、これは意図的な製品差別化とされているようだ。他モデルと比べると、将来のAI体験を重視する場合大きなマイナスポイントとなりそうだ。

処理性能の進化と日常使用での体感差

チップはA14からA16へと進化し、CPUコアは6→5へと減っている。

しかし、効率的な設計により約30%の高速化を果たした。Neural Engineは16コアで維持され、日常的なアプリ操作やブラウジング、動画視聴などではスムーズさが向上。一方、GPUコア数は変わらず、プロ用途での体感差は限定的なものの、全体的な快適さの底上げには十分なアップデートといえそうだ。

「iPad (A16)」は買いか

「iPad (A16)」は旧モデルから価格を抑えてリリースしており、通常価格は58,800円。

そんな最新モデルが今回は3月リリースかつAppleとしては珍しい12%となる特価51,800円と結構な値下げとなっている。さらにAmazonアカウントにもよると思うが、私の環境で3.5%分のポイント還元があり、1883円相当のAmazonポイントが還元される。

実質価格となってしまうが、ポイント還元を含めると5万円を切る形で購入できることに。

個人的にはM1 MacBook Airが名機だと思っていて、Apple intelligenceを使わなければ、それに近い存在かもしれない。ちなみにM1 MacBook Airは古いのAI対応となっている。しかし、私はChatGPTやGeminiなどを使っていて、Siriとのインテグレーションも使っていない。正確にはインテグレーションをしたが、使いにくいため使用していない。

そう考えると旧世代が発売当時7万円近くしたこと、Touch IDを搭載していることなどから、意外と名機なのでは思ってしまう。

→最新の在庫状況はAmazon販売ページ

 

 

 

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