スマホ寄りなスペックのガラホ「Mode1 Retro II」は使えるか、デジタルデトックスへの鍵が判明した話
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ガラホを探しているうちに混乱してきてスマホ寄りなスペックのガラホ「Mode1 Retro II」(MD-06P)の中古では良いではないかという話にたどり着いてしまった。
いや、そこへ向かった理由はキチンとある。
「ガラケーなのにスマホ風に使いたい」と思ってしまったのだ。
しかし、考えてみれば本末転倒な話で、実際に使用したレビューを読んでも同じ結論に至った。
せっかくなので「Mode1 Retro II」(MD-06P)は「行き先を間違えたガラホ」なのか考えていきたい。

(画像)タッチとキー対応、SIMフリーなガラケースマホ「Mode1 RETRO II MD-06P」本日発売、スペックより
「Mode1 Retro II」は使えないのか
筐体はガラケー、中身はスマホという売り文句のMode1 Retro II(スペック情報は過去の発表記事に譲る)に関して下記の点が気になった。
- ✅Android 13標準搭載(Go Editionではない)
- ✅スマホとして使えるスペックを搭載
- ❌タッチ対応だがAndroid OSのカスタムがなく、タッチ操作がメイン
つまりテンキーがOSから隔離されて使用頻度が減り、小さい画面のタッチで戦うことに - ❌フルOSでスマホ寄りの高いスペックなのに、スマホとして使いにくい画面サイズ。さらにエンジンが大きいからバッテリー減りが早いなどチグハグ。
- ❌(電子決済)FeliCa・おサイフケータイが使えない
- ✅(電子決済)アプリによるバーコード決済は可能というユーザー報告が多数
上記の中でもっとも気になったのは、フルAndroidと無駄に高いスペックによる弊害だ。
Android搭載スマートフォンを使っていればわかる話だが、わざわざ物理キーボードを接続して十字キーでホーム画面やドロワー画面、設定アプリ、銀行アプリなどを操作したくはない。
タッチ操作を前提にしたアプリに対して、物理キーボードは相性が悪い。
昔のガラケーは不便だったが、その代わりテンキーとOS・アプリが常にリンクしていた。
たとえば、十字キーまわりにある右上のメニューボタンを押せば選択肢が表示できたり、左上を押せば1つ前に戻り、真ん中を押せば常に「Enter」といったことがガラパゴスな専用OSと専用アプリで統一されていた。
もちろんゲーミングタブレットにあるような「バーチャルキー設定」で個別にチューニングする道もあるかもしれない。
しかし、定期的にPlayストアの強制アップデートで開発者がアプリを更新するAndroidアプリに対して、ユーザーがガラケー画面で個別キー設定を行うのは「賽の河原」でしかない。
スペック高めるとバッテリー消費増、そこへガラケーのミニ電池
RAM4GBやストレージ64GB、SoCにMediaTek Helio G85を積んでいることで当然ながらバッテリー消費は増える。Android Go向けの省エネSoCではないのだから仕方がない。
そこまでして獲得したRAM4GBという広い作業デスクによって、アプリによるバーコード決済は安定しそうだ。しかし、3.5インチという画面サイズでは使えるアプリは限られてくる。セルフレジのバーコードスキャナが小さな画面に縮小されたバーコードを正しく読めるのかも疑問が残る。
RAM4GBを活かしてブラウザの複数タブを開けるといっても、各タブとテンキーが紐づいているわけはない。結局のところ、小さい画面に映るタブをつついて切り替えることになる。
カメラもメイン4800万画素と高いものの確認するためのディスプレイが3.5インチ(1440×720)と小さい。そのため、タブレットやPCに転送したほうがよいだろう。
以上のことからガラケー筐体のデバイスは画面サイズが小さく、バッテリーも少ないためミドルレンジのスペックやフルAndorid OSは重荷になる可能性がある。
スマホ向けOSとテンキーの方向性が違う件
メーカー側がカスタムROMを焼いてテンキーをサポートしても、頻繁に仕様が変わるAndroidアプリに対して物理キーを紐づけ続けるのは困難だろう。
––––––そう考えるとBlackBerry OSのような独自モバイルOSは、貴重な存在だったようだ。

(画像)廉価モデル『BlackBerry KEY2 LE』が日本で予約開始、価格・発売日・スペックより
ザウルスやBlackBerryといった枯れたOSを搭載した端末たちはセキュアで道具的な使い方ができた最後の存在なのかもしれない。
現在のiOSやAndroid OSを備えたスマホはコンテンツ消費ビジネス向けだ。
物理テンキーを使って「ユーザーがしたいことを補助」する道具としての機能を目指したガラケーとは方向性が違いすぎる。
そうなるとOSとしてのスマホを維持しつつガラケーを実現するなら、十字キーを使ったカーソル操作が肝となりそうだ。それとIMEをカスタマイズして物理キーで完結できるようにするとか、物理キーに任意のアクションをつけるような自動化アプリを設定するといった方法も必要になりそうだ。
ガラホで「デジタルデトックス」を実現する最後の鍵
これまで様々な側面からガラホの可能性を探ってきたが、本気で「デジタルデトックス」をするならスマートフォンを手放してガラホに全振りしなければならない。
その時に壁となるのは間違いなく「FeliCa(おサイフケータイ)」だろう。
窮地に陥ったガラホを都合よくサポートする漫画に出てきそうなキャラは何か––––––––そんなのは「スマートウォッチしかない」と思う。
Apple WatchはiPhoneが必要なので論外として、Pixel WatchやガーミンといったSuicaに対応あるいは独自のGermin Payといった決済システムを腕時計に投入したメーカー製品が必要だ。
過去に手放したガーミン+ガラホが「本気のデジタルデトックス」の鍵を握るのかもしれない。
次回、FeliCa対応スマートウォッチを探せ。
ガラホへの旅ははじまったばかりだぜっ!!!!
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気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。

















