最新モデル6.56型「Blackview WAVE 9C」開封レビュー、指紋認証などスペック
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過去に5インチのタブレットを購入して感動した覚えがある。
電子書籍リーダーとして、動画プレイヤーや音楽プレイヤーとして使えることに可能性を感じたわけだ。いつしかスマートフォンの大画面化とともに中華パッドのラインナップから外され、ここ数年は見かけなくなった。
その代わり、エントリーモデルの大画面スマートフォンがある。
さらに言えば、安いタブレットには搭載されていない次のような機能もあることが多い。
- 指紋認証
- 顔認証
- GPS(まれにQZSS対応)
- モバイル通信+通話機能
- なぜか高いカメラ性能
GPS対応なので徒歩ナビはもちろん、カーナビやアプリ・ゲームに地図アプリの位置捕捉も早くなるので動作体験が向上、動画視聴の認証済みであることが多かったり、巨大駐車場の目印を鮮明に撮影できるカメラといったメインのスマートフォン電池を消費せずに、そして操作中に落として売却査定が落ちることも避けられるのだから手放せない。
かつて足軽が戦の主役だったように日常の主力としてサブスマートフォンは魅力的だ。
今回レビューする「Blackview WAVE 9C」はQZSS(日本衛星みちびき)こそ対応していないものの上記の項目は全て満たしている。
それでは最新のエントリーモデルの進化を見ていきたい。
6.56型「Blackview WAVE 9C」開封レビュー
まずは「Blackview WAVE 9C」の製品パッケージからチェックしていく。

パッケージ表紙には防塵防水IP54対応の印字、シール風の箇所には内部ストレージ64GBとRAM合計12GB(物理4GB+仮想8GB)と案内されている。

SoCはUNISOC T603チップ。
上図には「128GB」とあり、Amazon説明欄では「ROM 256GB」とあるがレビュー機とクーポンが発行されているAmazon販売ページの商品は「64GBストレージ」なので注意したい。

箱の中には付属品が入っていた。
最近は付属品を省略して価格は維持するというセブンイレブンの食品パッケージみたいな戦略が増えてきたが、そうではないようだ。

興味深いことにmicroSDカード32GB(上図の中央)が同梱されていた。
ACコンセントは日本仕様、USB-A to USB-CケーブルとSIMピンがある。

取説は日本語をサポート。

本体をチェック。
最初から保護ケースに入った状態となっていた。しかもQi充電ケースのようなスマホリングを搭載している。
「Blackview WAVE 9C」は画面サイズ6.56インチ(解像度720×1612)、画面占有率94.94%と高く、輝度は600nitとしてエントリーモデルとしては高い仕様。
フロントカメラは800万画素(8MP)となっていて、500万画素以上あればビデオ通話の映像は崩壊しないので問題なく使えそうだ。

背面を見ると、3つのカメラが見えるがシングルカメラ+LEDフラッシュとなっている。
背面カメラは13MP(1300万画素)と高く、写真アプリを組み合わせることで家族が自由に撮影するコンデジとしても使えそうだ。

さて、付属のケースを見ていこう。
専用設計だけあって外すのに苦労した深爪していない人なら簡単かもしれない。それくらいなので簡単にスマートフォンだけが抜け落ちて落下するといったことは起きないはずだ。
スマホリングは「カチカチ」というメカニカルな音を響かせながら回転する。ヒンジの大きさからわかるとおり開いた状態で体重でもかければ破損するだろうが、通常利用において実用レベルというか市販品レベルという印象を受けた。
つまり、オマケ機能ではない。
なお、製品画像では「270度回転ケース」となっているのでカチカチと270度まで回せるということになる。

付属のSIMピンを使ってカードスロットを取り出す。
なんと3枚バージョンだった。
これは頼もしい。
ちなみに最大2TBまで対応するとのこと。

保護ケースを装着した状態を撮影。
ご覧のとおり橋の部分に厚みがあって、落下衝撃をカバーしてくれそうだ。
次に底面のインターフェイスを見ていくと、USB-Cポートの横に3.5mmイヤホンジャックがある。これは嬉しい。
Bluetoothイヤホンも便利だが電池管理が1つ減ること、音を再生させる手段が1つ増えることという意味でワイヤレスイヤホンがダメになろうとも、周囲の環境的にスピーカーが鳴らせずともイヤホンを取り出して聴くことができる。
そして、このイヤホンを指すことでBlackview端末ではお馴染みのラジオアプリのアンテナとして使えるようになる。ここもポイント。

側面もチェックしておきたい。
頻繁に押すであろう音量ボタンはカバーされている。電源ボタンは指紋認証スキャナを内蔵しているので剥き出し。底面側にはストラップホールらしき加工まであった。
「Blackview WAVE 9C」を起動する。
それでは「Blackview WAVE 9C」の電源ボタンを押して起動していく。
この電源ボタンはフラットになっていて「指紋認証」をサポートする優秀さ、素晴らしい。

お馴染みBlackviewロゴが表示された。

やがてAndroid標準のスタート画面が表示された。
最初は英語表記だったが、上図のように日本を指定することで日本語で操作できる。これ以降は全て日本語となる。
なお、下記は全てSIM未設定+WIFi未設定の工場出荷状態で撮影した初期状態なので注意。

ホーム画面は2ページ構成となっていた。

ドロワー画面、
アプリを見る限り怪しいアプリはないようだ。Blackviewのスマートフォンやタブレットをサブブランドも含め見てきたが、限りなくシンプルな状態だった。
アプリ凍結機能やメモアプリ、ラジオアプリといった便利アプリだけ別途インストールされているようだ。

製品画像を見ていくとフォルダ管理アプリやファイル共有のEasyShare、リアルタイム字幕生成といった機能をシステムで搭載している。
指すワイプによるOSおよびアプリの操作にも対応している。

Android 設定アプリも標準に近い。
Android Autoの設定も可能となっていた。

工場出荷状態のストレージ使用率は17%となっていた。
付加機能というメニューがあったので掲載しておく。

指紋も追加で登録可能。
顔認証もサポートしているのでPIN入力を使う機会は少ないだろう。
最新DokeOS4.2(Android 15)は見た目でBlackviewを主張するようなことはしないが、確実に進化している。最近ではAI機能も強化したようだ。

ChatGPTとDeepseek、Gemini AIの3つをベースとしたDoke AIは画像編集や動画トリミング、音楽編集までこなせるとのこと。
ChatGPTのサブスクに加入していても別枠でAIアカウントがあると何かと便利なので、こういう取り組みは広まっていくのが楽しみだ。
「Blackview WAVE 9C」のバッテリー容量は5000mAhと標準的。
しかし、AI機能により魅力が増している。

充電サイクルを意識しなくてもAI側で80%の容量を維持できるよう適切に管理してくれるようだ。これは地味に見えるが画期的な機能。最新iPhone等にも備わっているが、スマホブランドが個別に対応するには労力が大きい、こういったAIの活用方法もあるのだと感心する。
USB-Cポートでは「10W急速充電機能」があるとのこと。
カメラアプリを見てみよう。
ここからはカメラアプリを見ていく。

独自の表現はなくクセのない標準的なカメラアプリという印象。
上図は1倍で映した状態、望遠レンズはないはずなので2倍ズームは光学ではなくデジタルと思われる。

スマホの位置を動かさずに2倍ズームへ。
2倍に設定すると4倍という選択肢が右側に表示された。

デジタルなので拡大しているだけだと思われるが、1300万画素もあるので4倍にしても崩壊していない。
撮影モードはポートレートモードなどがあり、機能としては笑顔に反応するスマイルシャッター、音量キーで撮影orズームする機能があった。
ちなみにカメラアプリの設定メニューから撮影音のミュートが行えた。
開封レビューまとめ、価格
ここまで駆け足で開封時の内容を見てきたが、いかがだったろうか。
エントリーモデルと書いたが定価は32,999円となっていてミドルレンジという捉え方もできるが、発売記念セールで特価19,999円が続いていた。
そのためエントリーモデルと紹介している。
ハード面では指紋と顔の生体認証をサポートしていることが良いと思った。スピーカーがシングルという点では残念だが、携帯性を重視するサブスマートフォンや小型タブレットとして考えると十分だと思う。
GPSなど4つの衛星に対応しているので6.56インチのカーナビ、徒歩ナビとして使える。それこそメインのスマートフォンでビデオ通話やら何かのモンスターを捕獲しながら移動できるだろう。

今回は付属品にも驚かされた。
保護ケースとスマホリングの質感は高く、少し前までよく見かけた中華スマホの「オマケ品」というレベルではない。
Amazonで安くスマホリングを買おうとすれば専用品であっても上図のように自立できない製品だってゴロゴロと転がっている。そう考えると素直に驚いた。
「Blackview WAVE 9C」の価格
「Blackview WAVE 9C」は定価32,999円。
現在は発売記念セールで58%OFFとなる特価13,999円(6000円クーポン)となっている。
→最新のクーポン配布状況や在庫状況はセール対象のAmazon販売ページへ

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。





















