2026年の最新ポータブルエアコン「BougeRV PC35」は使えたか、車中泊レビュー

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BougeRVのポータブルエアコンが最新モデルとなって帰ってきた。

今回の「BougeRV PC35」は既存モデルの形状を維持しつつパワフルな進化を遂げている。

家庭用エアコンの低価格モデルが軒並み販売終了となり、50ccの原付バイクみたいな惨劇が再び起きようとしているのだが、その対策として窓用エアコンとともにポータブルエアコンもまた注目を集めそうだ。

2026年5月リリースということで、今年も苛烈な暑さが続く長い夏へ向けて余裕のある発売となっていた。

他にも最新のポータブル冷蔵庫などもレビューする予定なので、一度「住民票の登録とシェル制作の工房」として購入したボロ別荘へ戻ってきた。

さっそく、自作のキャンピングカーシェル2号機にインストールしていく。

「BougeRV PC35」は使えたか、車中泊レビュー

はじめに製品の特徴として同社のキャッチコピーをできる限り原文で、箇条書きで書かせていただく。

  • 15分で10度下げる
  • 3m先でも涼しい
  • 携帯便利
  • 5モード(冷蔵、除湿、睡眠、強力、送風)
  • アプリで手軽に操作

以上が製品特徴として紹介されている項目だ。

少し補足させていただくと冷蔵能力は1kWで2人用テントやハイエースでの使用におすすめとのこと。

重量は15.5kg、サイズは55.4×29.7×27.5cm。

冷媒はR290を採用しており、騒音は55dBを実現。定格消費電力は400Wだが、起動時に大きな電力を使う関係で定格出力2kW以上のポータブル電源あるいはインバーターが必要とのこと。

この点において先日購入したEcoFlow DELTA3(当時のレビュー記事へ)はブーストで2000W対応、問題はないだろう。

こういう時にBougeRVブランドのポータブル電源が再びリリースされたらよいのにと思うが、色々と事情があるのだろう。

軽トラで使ってみよう

手持ちのハイゼットジャンボという軽トラックはカーエアコンが装備されていて問題なく使えているが、車中泊するときは使えないので窓用エアコンや12Vエアコンを検討していた。

しかし、ポータブルエアコン「BougeRV PC35」が使えてしまえば問題解決となる。

とりあえず誰も座らない助手席へインストール。

運転席側に冷気の吹き出し口と操作パネルがくるようにしている。

操作パネルは従来のモデルと変わらないのでユーザーも混乱しないと思う。

ポータブル電源は荷台のシェル内にあるので、上図のような延長コードを用意した。

付属の送風ダクトはジャバラになっているので、広げてシェルの中へ押し込んだ。

シェル2号機の中から見たダクトと電源コード。

ダクトの形状に合わせて中空ポリカやプラダンを加工すると良いかもしれない。

シェルの中へ入ると反射的に靴下を脱いでくつろぎモードになってしまう。

そのため、運転席まで戻って「BougeRV PC35」の物理ボタンを操作するのが億劫に思えてくる。

そこで、アプリの出番。

BougeRVアプリを起動してホーム画面にあるアイコン「+」を押すとBluetooth検索で「BougeRV PC35」がヒットした。

特に認証などはなく、すんなり登録完了(左から2枚目)。

デバイス画像を選択すると上図の左から3枚目のメイン画面が表示された。4枚目の画面は電源ボタンを押した直後を撮影。

消費電力はどうなのか?

ここからは気になる消費電力について見ていきたい。

まず2号機のシェル内部に設置した温度計を見ておきたい。

午後3時の気温が高い時間帯ということもあって25度となっていた。

それでは室温より低い20度に設定して送風を弱くした状態の消費電力を見ていきたい。

運転モードは「冷房」、風速は最も弱い「低」を選択した状態では358W前後という結果になった。

続いて風速を「中」にした場合を見ていきたい。

わずかに上昇した365W前後という結果に。

風速モードは全部で3つあり、次が最大となる「高」だ。

さすがに最大風量だけあって381W前後となった。

電力的には大きく増加したような印象はないが、ダクトから送られてくる風は強い。扇風機では実現できずサーキュレーターのような一点集中タイプの風となっている。

正直、冷えたのか???

まず最初の設置状況を見ていただきたい。

運転席との出入り口はRVウィンドウの封鎖パネルで簡易的に閉じているが、ご覧のとおり酷い状態だ。

次に運転席側のRVウィンドウから太陽光が入っている。

ここは封鎖すべきと判断した。

これでは「BougeRV PC35」の冷え具合がわかりにくくなる。

助手席側のRVウィンドウは日差しが入ってこないので、そのままに。

最終的なダクト配置は上図のような感じになった。

それとパナソニックの換気扇がフル稼働していたのでOFFにした。

それでは検証開始!!!

3時25分スタート、気温は25度だったがすでに1度下がり始めていた。

無性にコックピットが気になってきた。

すでに靴下を脱いでくつろぎモードとなっているので出入り口から撮影。

窓を全開にしているので熱気は外へ逃げているようだ。

軽トラ全車種に共通するかはわからないが、上図のような斜め設置をすると手がある位置へ排気の熱が排出されるのでオススメ。

そうこうしている間に28分か29分になってしまった。

室温はなんと! 22度!!!

下がってる!!!

ちなみに2号機はスタイロフォーム30mmで密閉しているのでパネルバンやハイエース、箱バンのような鉄板ボディの部分がない小さな家なので冷えた空気は逃がさない。

機密性の高さにはこだわった。

実際に標高の高い道の駅で仮眠をして、シェル内部に冷気を溜め込んだら街へ降りても冷えたままだった。煮炊きコンロを使ったり換気扇をフル稼働しなければ夕方まで涼しいこともあったくらいだ。

そういうシェルなので、ポータブルエアコン「BougeRV PC35」との相性は良いかもしれない。

なお、480万円とかする軽トラックのキャピングカーは背抜きされていて運転席からシェルへ歩いて移動できるのだが、その代償として運転席の鉄板部分とフロントガラスなどと陸続きになるのでハイエースなどと変わらない外気温の影響をダイレクトに受けてしまう。

そういうこともあって私は背抜きせずに「個室」にこだわっている。

そう考えるとポータブルエアコン「BougeRV PC35」が本来の力を発揮できる環境なのかもしれない。

いつの間にか33分となっていた。

25分スタートから8分経過、温度は–––––––––––––-

なな、なんと20度に。

これは設定温度じゃないですか!

わずか8分で25度が20度になったというのは驚きの結果だ。

このダクトを触るとヒンヤリと冷たくなっていた。

この冷気を運転席からシェルまで拡散させないように保護したり、ルートを短くする工夫が必要だと思う。

20度になったので、出入り口を閉じてしまった。

枕がチラチラと映っているので薄情してしまうと、コーヒー飲んで動画見てスマホアプリを楽しみながら寝落ちしてしまった。

20度はヒンヤリとしていて眠気を誘うのに十分な温度だった。

ふと目を覚ましたとき外からアイドリングの音がしないので、どこにいるのかと思ってカーテンを開けたら、そこは自宅でした。

そんなことをしてしまうほど快適な睡眠を得られた。

ここ数ヶ月は関東平野部に滞在しているので、日を追うごとに気温の上昇を肌で感じている。

助手席で動作させるため、室外機が外にないから騒音で迷惑はかけないだろう。

というか、意外とアイドリングをしている車が多いのでポータブルエアコン「BougeRV PC35」の動作音なんてかき消されてしまう。

次回はポータブルエアコン「BougeRV PC35」の性能を高めるために設置場所を工夫した話をレポートする予定だ。

助手席をフルオープンにしてしまうとセキュリティに不安があるので、その対策もしたい。

ポータブルエアコン「BougeRV PC35」の価格

今回レビューした「BougeRV PC35」は定価42980円。

Amazonでは7%OFFとなる特価39,978円にて販売中。

予備排気ダクトと窓パネルといったユーザーが喜びそうなオプションも販売されていた。レビューが25件あったので購入前にチェックできそうだ。

気温が高くなると入手が困難になる可能性もあるので注意したい。

→最新のレビューや価格はAmazon販売ページ

 

 

 

 

 

 

 

 

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