サプライズ!Qualcommがワイヤレス規格「Qi」の団体に参加―モバイル端末でQi普及か
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Qi規格を策定したWireless Power Consortium(WPC)が、最新メンバーとして半導体大手「Qualcomm」を加えたようです。
Qualcommが、まさかのQi参入
Qualcommといえば、Samsungと共同でワイヤレス給電技術の業界団体「Alliance for Wireless Power(A4WP)」を2012年5月7日に設立、磁界共鳴方式の普及を推進していました。今回、なんと現在主流の電磁誘導方式を採用する「Qi」規格の団体WPCに参加したとのこと。
ASUSがNexus 7 2013年モデルでQi規格によるワイヤレス充電をサポートしており、同タブレットはQualcomm製プロセッサを搭載しています。新型Nexus 7のQiサポートにQualcommが関係していたのかは不明ですが、A4WPの創立会員Qualcommが、WPCのメンバーに加わるのは非常に興味深い話です。今後は2団体が協力関係となるのでしょうか。
個人的にはSamsungとQualcommが始めた磁界共鳴方式「WiPower」が目指す、本当の意味での(物理的に離れていても充電できる)ワイヤレス充電に期待したいのですが、Qualcommがプロセッサレベルでワイヤレス充電「Qi」に関わってくれば、スマートフォンやタブレットなどAndroid端末でQi規格をサポートするのが用意になり普及が早まりそうですね。
<前回の話>
クアルコムがワイヤレス充電「WiPower」を5月末にデモ公開、「Qi」との違いとは
Source:Android Central