『君に届け』を19巻まで読んだ感想―真夜中のガジェッター
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前回の続き―『君に届け』19巻まで読んだ感想を記録したいと思います。
『君に届け』を19巻まで読んだ感想
19巻の前に、胡桃沢(梅さん)の話ですが、実は彼女が『君に届け』で一番現実に近い世界で描かれているのはではないかと思い始めました。容姿の話ではなく、好きな人とは通じ合えず、何か悶々としながらも手に入らないものばかり追いかけて、嫉妬や失敗、失恋などを経て、最後には弾けて本来の自分をさらけ出しますが、それがまた線香花火のように胸へ迫るわけです。
梅の話で1つの物語ができそうなほど濃いキャラですね。
『君に届け』19巻の感想
19巻の序盤では女3人の恋愛模様が展開されます。個人的には軽めなケント君が守るべき相手を見つけて、器用なのに不器用な矢野姉さんへ一途なシーンが見ごたえありました。体育会系の2人も兄貴問題が落ち着き始め、順調な感じ。もちろん爽子たちも大晦日&初詣で盛り上がります。
そう考えると梅が不憫で不憫で。。。
大晦日といえば爽子の誕生日、早くも17歳になるわけです。風早からプレゼントをもらい「とくべつな夜になったよ」という言葉が印象的でした。なんか家族サービスしなくちゃ!と、そんな思いになります。
元旦の初詣では、2人が律儀に挨拶をするシーンなど、錆び付いていた何かが軋みます。結婚して何年経っても新鮮さを保つ方法を真剣に考えたり、、、たしかにケントが付き合っているのを世界中に知らせたいという気持ちは痛いほどわかります。街行く人が笑って見えるくらい阿呆になれますからね。(笑われていたりして)
ピンの過去についても話がありましたが、そんなことよりも三学期です。就職か進学かという選択肢が迫ってきています。家を継ぐ人、進学して地元を離れる人など様々、、どうなる三者面談!
、、、!。
『君に届け』の無料購読キャンペーンの期間は2013/11/14までです。期間終了後は購読できなくなるようです。