今月発売の『ThinkPad 8』と「Miix2 8」スペック比較―買いか考える

公開日: : Lenovo , ,

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 2014年1月末より米国にて発売される予定のLenovo製8.3インチWindowsタブレット『ThinkPad 8』と、現行で最軽量・最安値となる8インチWindowsタブレット「Miix2 8」をスペック比較、買いか考えたいと思います。

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『ThinkPad 8』と「Miix2 8」スペック比較

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 『ThinkPad 8』はLenovoがビジネス向けという位置づけでリリースするWindowsタブレットで、海外500ドル以下の8インチクラスでは最も高い解像度を誇る「1920x1200」と、最大2.4GHzとなるIntel Atom Z3770 クアッドコアプロセッサを搭載しています。さらに同社の「Miix2 8」にはないMicroHDMIを搭載、MicroUSBも3.0に進化しています。

 気がかりなのは★1で、当初「Miix2 8」の内部ストレージは最大128GBとなっていましたが未だに販売は開始されていません。『ThinkPad 8』もまた発表時に最大ストレージ128GBとしていますが販売されるのか疑問です。Miix2 8はBIOS画面からSamsung製ストレージ「MBG4GC」を使用しているのが判明しています。憶測ですが、Samsungなどから128GBのストレージが入荷すれば対応する予定といった意味合いかもしれません。

 本体サイズは画面サイズが「8.3インチ」「8インチ」で異なりますが、横幅は僅か「1mm」増えた程度に抑えられ、片手持ちでは幅の違いを感じないかもしれません。その一方、高さが伸びており「Miix2 8」よりも縦長タブレットとなっています。厚みは0.45mm増加に抑えられています。

 重量は「Miix2 8」の最軽量350gより重くはなるものの、8.3インチで高解像度を考えれば約430gは許容範囲内。SIMカードスロットを搭載したWWANモデル(4G・LTE対応)は「約439g」とのこと。

『ThinkPad 8』は買いか考える

 「Miix2 8」の発売から立て続けに『ThinkPad 8』を投入してくるとは思わなかったので「Miix2 8」を購入してしまいましたが、8インチクラスのWindowsタブレットを購入していないのならCPUと解像度で他社製品より勝っている『ThinkPad 8』は、あと半月待って個人輸入したいと思える魅力を備えています。願わくばSIMカードスロット搭載モデルを米Amazonなどでも取り扱ってくれたらと思いますが、ビジネス向けとのことで直販サイト販売ではないかと考えています。

 では現在、『ThinkPad 8』が理想に近いWindowsタブレットかというと、ワコムデジタイザを搭載したASUS先生の「VivoTab Note 8」が2014年Q2前半までに発売される予定で、Windowsタブレット購入者を悩ませる展開となっています。

 「VivoTab Note 8」は現行8インチWindowsタブレットと変わらないスペックであり、魅力は「ワコムデジタイザ対応のスタイラスペン」(電池不要)+「ペン収納スロット搭載」というペンに始まりペンに終わるWindowsタブレットのため

スペックの『ThinkPad 8』 VS ペンの「VivoTab Note 8

 、、、と棲み分けができています。「VivoTab Note 8」の場合、ワコム対応となるとレイヤーなどで重くなりがちなイラスト系アプリを受け止められるCPUか否かで評価が変わりそうです。仕様変更がなければCPUはVenue 8 ProやMiix2 8と同じ「Intel Atom Z3740 最大1.86GHz クアッドコアプロセッサ」となるため購入前に動作を確認できそうです。

 『ThinkPad 8』のスペックにワコムを備えたWindowsタブレット、2014年内に登場してくれたらと願うばかりです。

 『ThinkPad 8』は、米国で2014年1月末から399ドル~で販売される予定で、レノボジャパンから日本発売に関するアナウンスはありません。

Lenovo IdeaPad Miix2 8 の価格

 1月16日時点の Miix2 8 価格リストは以下の通り、32GBモデルと64GBモデルの価格差がなくなっています。

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