Windows 8.1『WIMBoot』で、ディスク容量16GBで空き12GBを実現
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米Microsoftは現地時間4月10日、Windows 8.1 Updateで新たに追加されたインストールオプション『WIMBoot』(Windows Image Boot)について解説する記事を公開しました。『WIMBoot』によりディスク容量が僅か16GBであっても空き領域12GBを確保できるとしています。
Windows 8.1 Update の『WIMBoot』とは
Windows 8.1 Updateから追加された新しいインストールオプション『WIMBoot』(Windows Image Boot)は、従来のリカバリーイメージとは異なり、WIMファイル(Install.wim)は圧縮した状態で参照されるとのこと。
例として内部ストレージ16GBの端末で、WIMファイル3GBに加え関係ファイルを含めた領域を使用したとしても、空き領域は12GBを確保できるとしています。また、WIMファイルはリカバリーイメージとして元の状態にコンピュータをリセット用に利用できるとしています。
『WIMBoot』はWindows 8.1 Updateを適用したデバイスで利用可能で、WINBootの作り方(Create WIMBoot Images)も公開されています。
Microsoftは、『WIMBoot』採用タブレットが数か月後にリリースされると伝えています。
Microsoftは小さい画面のタブレット端末へのOS価格を無料にすると発表しており、さらに今回のWindows 8.1 Updateにより、内部ストレージ16GBでも12GBの空き領域を確保できる『WIMBoot』リリースで、今後Androidのような低価格タブレットによりOSシェアを伸ばす可能性が出てきました。
前回の話
Windows 8.1 Update適用、アップデート後の変化―タブレット『VivoTab Note 8』の場合
(訂正)本文の内容で一部 誤りがありました。
- 【誤】WINBoot/WINファイル
- 【正】WIMboot/WIMファイル
Source:NeoWIN via blogs.windows.com