約76万名分の個人情報流出か、Androidアプリ「全国電話帳」を検索してみた
公開日:
:
その他 Google Play
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
産経新聞によると、Google Playのアプリをインストールすると
登録済みの電話番号が外部に送信され
約76万人分の個人情報流出されているという実態が
10月6日、情報セキュリティー会社「ネットエージェント」(東京)
への取材で判明したとされています。
Androidアプリ「全国電話帳」とは
問題のアプリは、「全国電話帳」という名前で
9月16日からGooglePlayに公開されていました。
さっそく、Googleで検索すると現在も検索結果に表示されます。
試しに訪問してみると。。。
Not Found画面です。
当たり前ですが、アクセス禁止になっているようです。
アプリ「全国電話帳」をインストールすると何が起きるのか
「全国電話帳」は、ハローページとタウンページの掲載情報を元に作成したアプリですが
インストールした利用者に登録されているた電話番号や住所、メールアドレスなどが
アプリ側から抜き取られ、利用者間で閲覧できる仕組みになっているということです。
これはバグなのか、意図的なのか。。。
アプリ元のサイトでは注意書きが記されているそうです。
過去のハローページとタウンページに掲載された約3800万件の情報をもとにデータベースを作成しています。加えて、アプリ利用者のアドレス帳、GPSの情報も利用します
しかし、説明を十分に読まないまま
インストールしてしまった利用者が多数いるということで
情報セキュリティー会社のネットエージェントの話として
注意書きを見逃してしまう人は多い。知らぬ間に個人情報が公開されてしまうことになるので、絶対にインストールしないでほしい
と紹介されていました。
注意書きが書いてあればインストールと同時に情報公開もいかがなものかと思いますね
「登録情報をアップロードしますか?」くらいのダイアログは表示しても良いと思います。
アプリ「全国電話帳」は、今どうなっているのか
10月6日時点で、データベースへのアクセスは不可ということです。
しかし、既に約3300台のスマホから約76万人分の個人情報が流出していることが
確認されているということです。
アプリ「全国電話帳」のページヘは6日時点でアクセス可能でインストールはできたということです。
10月7日時点で私が確認したところ、前述のような状態で
アクセス出来ない状態になっていました。
審査が甘いことでトラブルが話題になるGoogle Playですが
コンテンツビジネス提供者として安全面への配慮に期待したいところです。
Source : SankeiBiz