日本郵便、MVNO／格安スマホ参入か―2015年度中に事業開始へ
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日本郵便が通信キャリアの回線を利用したMVNOサービスへ参入し、格安スマートフォン事業の展開を検討していると報じられています。
日本郵便、MVNO／格安スマホ参入か
時事通信は28日に明らかになった話として、日本郵便が2015年度中にもMVNOサービス事業を開始、自社ブランドの端末やサービスを展開するとしています。
SankeiBizは29日、日本郵便へインタビューしたようで「そのような計画はない」という話があったと伝えながらも、スマートフォンを使った年賀状配信やゆうちょ銀行、かんぽ生命保険といったグループ連携を図っているようだと伝えています。2015年度から事業開始予定とのこと。
毎日新聞では、日本郵便が高齢者を対象に大手通信キャリアの半額程度で格安スマホを利用できるよう想定、アプリからゆうちょ銀行への振込を行いやすくする独自サービスも検討していると伝えています。
時事通信と毎日新聞は日本郵便が「MVNOとして」展開、SankeiBizは「仮想移動体通信事業者（ＭＶＮＯ）と協力してサービスを提供」と若干ニュアンスが異なります。
いわゆる格安スマホはイオンや家電量販店をはじめ様々な業界から参入しており、現在ではASUSやLGなどから幾つかの端末を近い価格で提供する状態で差別化が困難な状態となっています。
2015年度から事業を始める可能性があるということで今後の情報を注視したいと思います。
