新規格『superMHL』発表、8K動画や最大40W充電をサポート
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MHLを推進するMHLコンソーシアムは米国時間1月6日、次世代のMHL規格として「superMHL」を発表しました。
「superMHL」では8K動画や最大40Wの電力供給ができるほか、マルチディスプレイ8台までサポート、複数台のMHL機器を1つのリモコンで操作できるようになるとしています。
次世代MHL規格『superMHL』の特徴
現行の規格MHL3.0では4K/30fpsの映像をサポートしていましたが、「superMHL」では8K/120fpsまで対応できるようになり、カラーは最大48bit、ハイダイナミックレンジ(HDR)に対応。
オーディオの強化
MHL3.0でも対応していたオーディオ規格「Dolby TrueHD」や「DTS-HD」に加え、オブジェクトベースオーディオの Dolby Atmos/DTS-UHDなどサラウンドサウンドを新たにサポートしています。
電力供給やディスプレイ数も強化
電力はMHL3.0の10Wから一気に40Wとなりスマートフォン/ノートパソコン/BDプレーヤー等をテレビやディスプレイに接続することで高解像度の映像を転送しながら充電できるとしています。
また、マルチディスプレイ数もMHL3.0の最大4台から倍となる最大8台となっています。
コネクタ形状について
「superMHL」はUSB Type-CやHDMIに加えて、リバーシブル仕様の独自32pinコネクタも策定しています。また、MHL 1、2、3の仕様と後方互換性を備えています。
ANANDTECHによると開催中のCES 2015でSamsungが展示している8Kテレビに「superMHL」端子が備えられているとのこと。
「superMHL」の仕様書は2015年1月末リリース予定となっています。