要約：Microsoft、『Windows 10 for Phone』の紹介ムービーを公開

『Windows 10 for Phone』紹介ムービー

　スマートフォン向けWindows 10 Technical Previewを初めて世に紹介するのはWindowsチームのジョー・ベルフィオーレ氏でした。

　動画で紹介するのは一部の機能であると説明がありますが細部も含め使い勝手の向上が見受けられます。

アクションセンターとアプリ一覧

　新たにインストールしたアプリはスタート画面から右へスワイプすることで表示されるアプリ一覧の上位に表示されるほか、PC向けに採用される予定のアクションセンターはクイックアクションの数を従来の４～５から増やしたとのこと。

通知からメール返信が可能に

　メール受信の通知が届いたら、そのまま下へスワイプすることで返信できるようになったとのこと。

音声テキスト変換機能も進化

　音声テキスト変換機能が進化し、様々な入力フォームで音声によるテキスト入力が行えるほか、句読点なども自動で加えられるようになったとしています。（上図は受信メールに音声入力で返信しているシーン）また、発音が同じ単語を識別する機能も追加されたとのこと。

　これらの音声テキスト変換機能は、どのWindows 10搭載デバイスでも使えるようになるそうです。

Word / Excel / PowerPoint ユニバーサル版を用意

　OfficeチームはWord / Excel / PowerPoint ユニバーサル版を開発、モバイル端末には無料で提供され同アプリはPCにも対応する完全な機能を備えているとのこと。

Wordについて

　例としてWordでは画像の貼り付けやリンク挿入、コメント、検閲や編集に対応しており、リボンは画面下に配置されタップ操作で呼び出すことが可能となっています。

PowerPointについて

　Power PointではWi-Fiを使ったワイヤレス映像伝送技術であるMiracastを利用したプレゼンテーションが簡単に行えるとしています。3Dアニメーションにも対応。

Outlookのメール／カレンダーについて

　Outlookのメール／カレンダーはWindows 10で大幅なアップデートを行い、ユニバーサルアプリとしてPCと共通の操作でメールやカレンダーを扱えるため習得時間を短くできることをアピールしています。

　メールでは選別機能に注力し右スワイプで削除、左スワイプでフラグ設定となり迅速なメール処理が行えるとのこと。また、Wordを利用した書式変更／テーブル（表）挿入などのリッチテキストによるメール作成も可能となっています。

　同期機能に対応しておりPCで未完成のメールをスマートフォンで完結させ送信することもできるとのこと。

　カレンダー機能も色分けされ見やすいとしています。

写真はOneDriveでPCと同期

　写真アプリはOneDriveと連携し、PCで保存した写真も表示できるようになっています。

地図アプリはCortanaと連携

　地図アプリではCortanaと連携し、駐車する場所まで記憶して案内してくれるそうです。

　その他、刷新したブラウザやタッチ操作で使えるようになった音楽アプリなども簡単に紹介されています。

　前回のWindows 10
　Microsoft、スマホ向けWindows 10 プレビュー版を配信開始／Lumia対応機種も公開

Source：YouTube