世界で爆発が相次ぐ Galaxy Note 7、遂にSamsungが使用停止を求めるリコール発表
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サムスン Galaxy Note 7, リコール
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Samsungは現地時間9月10日、国土交通省などが航空各社に注意を呼びかけられるなど世界的に問題となっている『Galaxy Note 7』について、販売した全ての国と地域へ向けた広範囲のリコールプログラムを発表しました。
同社は直ちに使用を中止して交換してほしいと呼びかけています。
Samsung Galaxy Note 7 リコール開始
SAMSUNGのフラッグシップ端末として2,016年8月に発売された『Galaxy Note 7』は同社の業績が回復するほど世界的に高い評価を受けており、日本でも「SAMSUNG」ロゴを隠すという作戦などを展開して話題を集めました。
iPhone 7発表前の発売で好調なスタートを切っており、9月2日ごろには100万台以上が販売されていただけに今回の爆発は同社に深刻なダメージを与えていると思われます。
飛行機では電源オフ、日米で注意喚起
SAMSUNGは『Galaxy Note 7』爆発の原因はバッテリーセルの問題であると発表しています。
9月7日にFOX13が報じた冒頭のジープ炎上がニュースで報じられ、アメリカ当局が飛行機に乗る際に電源を落とすよう注意を呼びかけられ、最終的に米国内では機内への持ち込みが禁止となっています。
また日本でも国土交通省が9月9日、「サムスン電子社製ギャラクシーノート7の航空機への持ち込みについて」(国土交通省)として同様の注意を呼びかけていました。そこには次の3つを周知するよう案内しています。
[1] 機内では電源を切ること
[2] 機内では充電を行わないこと
[3] 受託手荷物として預け入れないこと
他にもオーストラリアのホテルで爆発、1,400ドルの賠償金をSAMSUNGは支払っているとも報じられています。